高校3年生の2月、2次試験直前期に気をつけるべきこと3つ

2月に入ると残されているのは国公立2次試験と私立入試、合格発表です。ここから大事になってくるのは何をどう勉強するかというよりもメンタル面、体調面の管理です。最後にできるだけ知識を詰め込むのではなく、今ある知識を最大限発揮するためにコンディションを整えることも重要なので、今回は勉強以外のことを中心にお話ししていきます。メンタル的な部分で注意するべきなのは自分と同級生の入試結果に惑わされないこと。体調面では寒い時期にも体調を崩さないように管理することが大切です。

入試結果に惑わされない

私立入試は1次試験、2次試験と分かれているところもあるので、そういった大学は受験してすぐに1次試験の結果がでるところもあります。私立大学は受験者数が多く、国公立入試より倍率が高いこともあるので1次試験で落ちてしまうというのも珍しくありません。滑り止めとして第1候補だったところに合格できなかったからといって落ち込んでしまい、勉強に影響がないようにしましょう。逆にあまり行くつもりのない大学でも合格が決まって油断してしまうという人もいます。この時期、落ち込むのも油断するのも良くないのでどんな結果でも冷静に受け止めてほしいです。

同級生の結果を気にしない

志望校は人それぞれなので、私立専願の人も国公立の総合型選抜の人もどんどん合格が決まっていく時期です。第1志望校に合格した人はもう受験も終わりなので、入学までの期間思いっきり遊ぶという人も多いです。公立高校は特に、合格が決まっていても登校しないといけないという高校もあるので、クラスの中に受験がまだまだ続く人と既に終わっている人がどちらもいる時期はお互いに気まずさもあります。ぴりぴりしている時期でもあるので、友だちの合格発表を聞いて嫌な気持ちになったり、遊んでいる人を見ると目障りに感じるかもしれません。そこで振り回されたら負けです。自分が集中できる環境は自分でつくる。勉強に集中できない原因を人のせいにするのはやめましょう。

体調管理

メンタル面の管理と同時に必要なのが、体調管理です。今年はインフルエンザもかなり流行していますし、コロナもまだまだ油断できません。メンタル的に整っていて受験に向けた準備が万端でも、体調を崩してしまって試験を受けられないということになったら元も子もありません。試験は受けられてもやることだらけのこの時期に体調を崩して直前対策が何も出来なかった……ということになってしまうと、メンタル的にも不安な状態で受験を迎えることになってしまいます。そうならないためにも、焦りから無理に勉強をすることは禁物です。無理に時間を空けて勉強時間を確保するよりも、睡眠時間をしっかり確保して毎日すっきりした元気な状態で勉強もするようにしましょう。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo