聞き上手になるために、バカになりきる方法

他人から何かを学ぶ時、1番大切になってくるのは自分が聞き上手になることです。

聞き上手になるためには相手よりも下の立場として話を聞き出すことが重要で、今回の記事では下に見せるということをバカになりきると表現しています。

前回の記事でバカの活かし方について書きましたが、勉強のできないバカでいてほしいということではなく、勉強ができてもバカのふりはできる大人になってほしいということをお伝えしたかったので、今回の記事ではバカになりきるということをテーマにお話しします。

聞き上手であるメリット

まず初めに、学生でも社会人でも友達や先生・上司と情報を共有する上で多くのことを学びます。

一人で何かをするには限界があり人は他人から学びを得ますが、その際聞き上手であると相手の考えやアイデアなどより多くのものが会話の中で見えてきます。

聞き上手であると相手も話を聞いてほしいと思い、教えてくれる相手も持っている知識の中からより多くのものを相手に伝えたいと思うようになるという良いサイクルができます。

学びを増やすために聞き上手になりたい。そんな人が今日から実践できる1番シンプルな方法をお伝えします。

自分を下に見せる

下に見せるというのはあくまで相手の情報を聞き出す為にする事であり、本当のバカにはならなくていいのです。

相手に対して今の自分の実力よりも下に見せ、バカだと思ってもらうようにすれば相手はそのレベルに合わせて説明をしてくれます。

例えば学校で分からない事があった時には先生や友達に教えてもらうという場面が出てくると思います。

その際、聞きずらい・恥ずかしいというプライドは無くし、わからないことを伝えることで問題解決につながります。

自分をよく見せたいという思いから、わからない部分も知っているふりをしてしまうと授業に遅れを取ることになるので、あえて自分が理解できている部分よりも少し手前の部分から丁寧に教えてもらうようにしましょう。

社会に出てからも同様ですが、仕事では年齢なども関係してくるので、年下には教えてもらいづらいなどさらに自分を下に見せることに対するハードルが高くなってきます。

そのため、学生のうちから聞き上手になる為に自分を下に見せて何でも聞けるようにするという癖をつけておきましょう。

恥じらいを捨てる

上での話にもつながりますが、バカになりきるには恥じらいを捨てる事も重要です。

聞き上手になり他人から何かを学ぶ時には少しの恥じらいは誰にでもあると思います。

ですが分からない事をそのままにしておくとわからないことや聞きたいことがさらに増えてしまい、より聞きづらい状況になってしまいます。

分からない事があったら完全に理解するまで聞いた方が自分の為にもなるので学生のうちに恥じらいを捨てバカになりきって学ぶということも覚えておきましょう。

バカになる時の注意点

相手の話を聞き出すため、分かりやすく教えてもらうためにバカになる(自分を下に見せる)ので、聞きたい事や自分自身何が分かって何が分からないのかをしっかり把握しておくのが大前提です。

バカになるといっても本当に勉強ができないというのではなく、実際はある程度の知識がある状態で他人の話を聞くためにバカを装うということを忘れてはいけません。

全く知識がないと何を聞いて良いのかもわからず、教えてもらっても理解することが難しくなってしまいます。

前回・今回の記事でバカをテーマにしたお話をしましたが、勉強をしないのでも勉強をしすぎてプライドが高いまま他人の話を聞けなくなってしまうのでもなく、勉強をしていく中でも他人との関わりを大切にし、意見や知識を受け入れるという柔軟性は持ち続けてほしいと思います。

そのため、今後の記事も今回の内容を意識しながら読み進めてくださったら嬉しいです。

この記事を書いた人
雄大

中学校を卒業し15歳で上京、ラーメン屋に就職。その後17歳で独立しラーメン屋を共同経営。
会社設立後、初年度1年間で店舗売上1800万円を達成し、仙台に2店舗沖縄に1店舗を展開。
現在はラーメン屋をはじめ、アパレル業や接客業、就労支援チームなど様々な業種のコンサルタントとして活躍中。