勉強の好き嫌いは3歳までに決まるものではない

私は自分の名前の漢字を書けるようになったのが小学校3年生、時計の針が読めるようになったのも16歳ぐらいとかなり遅めでした。それぐらい学生の時は勉強が嫌いだった私が自ら勉強し経営者になり、今では人に教える立場になっていることは誇りに思っています。

今回の記事では私の経験から勉強の好き嫌いの分かれ道がどこであったのかについてお話ししたいと思います。

勉強嫌いのきっかけ

まず勉強を好きになれなかったのは教える環境が悪いと考えています。

私の場合、小学校1年生の時点でどこか分からないポイントが出てきたときに教えてもらう環境がありませんでした。学校での授業はみんなのためにあるものでひとりひとりのためには止まらない流れ作業のように感じていました。両親は仕事の忙しさで家にいないことが多く、兄弟は歳も離れていたので生活時間はバラバラだったため親のサポートで学校の遅れを取り戻すこともできませんでした。保育園を経て小学校に入学する子どもと初めての教育が小学校の子など、環境の違いはありますが分からないことが出てきたときにすぐ教えてくれる環境があるかということは大きなポイントになります。

学びに対する感情の変化

学生の頃から人物の名前を覚える歴史の授業は好きで日常的にも人間観察や人と話すのは好きでした。それでも他の教科は勉強しても全く覚えられなかったような私が、16歳で社会に出てからは必死で勉強をするようになりました。16歳で就いたラーメン屋の仕事で店長になりたいと思い、仕事が好きだったため初めて経営の本を買って漫画感覚で楽しく勉強していました。初めは漢字も読めなかったので辞書をひいたり、カメラで撮って読み方を調べたりしながら本を読み進めていました。若さがあるため当時も今も勉強してこなかったから何かを諦めるということはありません。

勉強好きは3歳で決まらない

勉強に対する考えや頭の良さは2,3歳までで決まってしまうという話も聞いたことがありますがそんなことはありません。勉強をする目的が決まれば必然的に勉強するようになります。わたしが16歳で、「やりたかったのは経営の勉強だった。」と気づいたように、どのタイミングでやりたいことや目標に出会い勉強をする理由や勉強の楽しさが分かるかは人それぞれです。そのきっかけを作るためにも、分からないことが原因で勉強嫌いになってしまわないためにも家庭の環境はかなり大切になってきます。他の記事を参考にしながら自分の子どもに合った教育を見つけてほしいと思います。

この記事を書いた人
雄大

中学校を卒業し15歳で上京、ラーメン屋に就職。その後17歳で独立しラーメン屋を共同経営。
会社設立後、初年度1年間で店舗売上1800万円を達成し、仙台に2店舗沖縄に1店舗を展開。
現在はラーメン屋をはじめ、アパレル業や接客業、就労支援チームなど様々な業種のコンサルタントとして活躍中。

幼児教育

Posted by kyoikujo