共通テスト目前!お子さんの受験までに親御さんがやるべきこと

お子さんの入試本番が近づいてきましたね。

今回は久しぶりに受験生の親御さんに向けたお話をしていきます。

私自身も受験直前期は特に、両親に支えられた部分も多かったように感じているので、今回はこの時期に親御さんができることとして、ホテルの予約、飛行機の予約、体調管理の3つについてお話ししていきます。

共通テストは県内の大学や施設で受験できますが、2次試験は移動や前泊のことまで考えなくてはいけません。県外の大学を受験する人は移動日まで1ヶ月を切ると新幹線の予約も始まります。受験生の移動で交通機関が混む時期で、雪が降る季節でもあるので、時間に余裕を持って会場につけるように交通機関の計画と予約をしてあげると良いでしょう。

もちろん受験生本人ができるような余裕があれば良いのですが、勉強以外のことを考えたくない学生も多いですし、慣れない地域の移動は分からないことも多いです。

代わりに予約をしてもらえてすごく助かったことを覚えています。

ホテルの予約は既に取っている人も多いと思いますが、不備がないように最終確認の連絡を前日までにしておくと安心して入試当日を迎えることができます。

お子さんが勉強だけに集中して入試に挑むことができるようにサポートしてあげましょう。

ホテルの予約

ホテルを選ぶ際のポイントは受験会場からの距離、志望校候補の大学付近を予約する、勉強できるスペースがある、ということです。

受験会場からの距離

駅や空港からのアクセスの良さでホテルを選ぶ人もいますが、受験会場まで徒歩で行ける距離のホテルがおすすめです。

試験当日がどのような天気か、どれくらい道路が混んでいるかは当日になるまでわかりません。

忘れ物をして出発が遅くなった、天気が悪くて思った以上に道路が混んでいるという時にも歩ける距離にホテルがあれば時間の調整がしやすく、安心です。

どうしても大学近くのホテルを予約できないという方は、当日早めに出発することはもちろん、必ず公共交通機関を使って受験会場に向かうようにしましょう。

公共交通機関を使えば、もし遅刻をしてしまっても遅延証明書の提出によって、途中からの受験を認められます。

タクシーを使用して遅刻した場合、遅刻が認められないこともあるため注意が必要です。

とは言っても、焦る気持ちで実力が発揮できなくなってしまうこともあるので、早め早めの行動を心がけると良いでしょう。

志望校候補周辺のホテルを予約

国公立大学前期試験の出願校を最終決定するのは1月に入ってからになる人が多いはずです。

入試1ヶ月前では条件の良いホテルの予約が埋まっているということも考えられるため、候補校が決まっている方は全てのホテルを仮予約しておくというのも1つです。

志望校が決まったらできるだけ早く、キャンセルの手続きをしましょう。

その際、併願校の受験に向けたホテルも早めに予約しておくことが大切です。

勉強できるスペースがある

ビジネスホテルや旅館でも机と椅子があり、落ち着いて勉強できるスペースがあるところを選ぶと良いでしょう。

受験生用の勉強スペースが用意されているホテルや、受験生応援パックというものもあるようなので、受験生というキーワードを入れてホテル探しをしてみてください。

飛行機の予約

入試期間の飛行機の予約も始まっています。

受験校が決まっている方は早めに予約をしておくと安心です。

候補がいくつかある方で、他の移動手段がなく、飛行機の予約が埋まる心配がある方は先に予約をとっておき、最終決定してからキャンセルをすることも検討してください。

体調管理

まず大前提として、親御さんが体調を崩してしまうことが1番良くありません。

子どもが学校からインフルやコロナをもらってきたり、緊張から体調を崩してしまう心配をしているかもしれませんが、親御さんも子どもの受験を目前にすると気づかないうちに緊張してかなりストレスが溜まってしまうこともあります。受験まで徹底したサポートを続けるためにも、まずは自分自身の体調管理とメンタル管理を最優先に考えましょう。

お子さんの体調とメンタルを支えると同時に、自分の健康管理も忘れないことと、緊張して無理にお子さんに何かをしてあげようと思うのではなく、できるだけいつも通りの接し方・過ごし方をすることが大切です。

栄養管理

気温が低い日も続いて、受験生は常に緊張しているのでストレスもかかり、体調を崩したり感染症にも罹りやすい状態になっています。そんな受験生の体調を整えるために親御さんができることは栄養管理です。

栄養がしっかり摂れているかどうかで風邪を防げるかどうかだけでなく、勉強に集中できるかどうかも変わってきます。私の母親も受験前はまず風邪をひかないようにビタミンが多く摂れるような献立を考えてくれていたようです。

DHA・EPAが摂れるように青魚を使ったメニューを用意してくれたり、炭水化物もしっかり摂れるように毎日の食事やお弁当を用意してくれていたのを覚えています。予備校や試験会場にいる時間も長いので、家での食事でメインの栄養を摂りつつ温かいご飯が食べられたり、勉強しながらでも食べやすいものを用意してたのもすごくありがたかったです。ストレスで食欲がなくなってしまう学生もいるので、お子さんの体調に合わせて最高なコンディションで受験を迎えるための栄養管理を徹底してあげてください。

入試直前に親御さんができる受験生サポートについては来月以降の記事でご紹介します。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

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Posted by kyoikujo