高3の12月、受験直前期の今注意すること~生活編
以前の記事で高3の12月、勉強面で意識するべきことについてお話ししました。
受験直前期というのはひたすら勉強をすれば良いのではなく、体調管理も重要になってきます。今まで頑張ってつけてきた実力を最大限発揮するためにもとても大切なことなので学生自身だけでなく親御さんも協力してサポートしてあげるようにしましょう。
今回の記事では高3の12月に生活面で意識するべきこと3つについてお話ししたいと思います。
朝型の生活習慣に
高校生は授業が始まる時間も早いので比較的朝型の生活が身についている人も多いと思います。受験というのはスタート時間も早く、交通機関の遅れも考えてより早い時間に会場に入ることになります。集中力を発揮するために試験開始の3時間前には起きるようにという話もあります。このように試験当日は今まで以上に早く起きる必要があります。試験日だけ頑張って早起きするというのは難しく、緊張感もあるものなので共通テストまで1ヶ月のこの時期から試験日の起床時間に合わせて早寝早起きする習慣をつけてほしいと思います。
睡眠時間の確保
メンタル的にも体力的にも追い込まれて疲れのたまる時期なので睡眠時間を長めに確保するようにしましょう。受験が近くなると焦ってしまい睡眠時間を削ってまで勉強時間を増やそうとする学生が多くいます。1日の勉強時間が長いと安心感があるかもしれませんが、体調を崩してしまったら元も子もないですし眠い状態でただ手を動かしても知識は定着しません。受験直前期は特に時間よりも効率を意識して勉強に取り組むようにしましょう。私も高3のこの時期までは6時間程度の睡眠時間でしたが受験直前期は7時間半寝るように意識していました。
栄養をたくさんとる
風邪をひかないためにも集中力を発揮するためにも栄養というのはすごく大切です。塾にいる時間が長くてもコンビニ弁当や外食で済ませるのではなくなるべく親御さんが作ってくれたご飯を食べるようにしましょう。脳の栄養のために炭水化物は抜かないようにする、DHA・EPAを摂るために鯖などの青魚を食べるというように考えて食事をすることも勉強から少し離れて落ち着ける部分でした。ストレスがたまり胃腸が弱る時期でもあるので脂っこいものは避けるなどの配慮も嬉しかったです。
全体を通して生活面で意識するべきことは健康第一ということです。ストレスもたまる上に寒い時期で感染症も流行るので毎年受験日にインフルエンザやコロナにかかってしまい追試験を受けることになる人も何人かいます。今までの努力の結果を最大限発揮するために親御さんに協力してもらいながら体調を整えるようにしましょう。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。