実力を100%発揮するために!共通テスト前日の過ごし方

共通テストも近づいてきてみなさん追い込んで勉強しているのではないでしょうか?

今まで勉強してきたことと、これからの追い込みで身につけた知識を最大限発揮するためには前日・当日の過ごし方もすごく大切です。

今回の記事では共通テストを目前に控えた受験生のみなさんに向けて、共通テスト前日の過ごし方についてお話ししていきます。

他の学年の方が見てくださっている場合は来年以降のことをイメージしてみてください。

私立高校で卒業式が終わっているという人も多いと思いますが、私は公立高校だったので高校3年生の時、センター試験前日まで授業があり、登校していました。今回の動画ではまだ通学している学生にも、卒業していて予備校や自宅で勉強している学生にも共通するようなお話をしていきます。

今回私がお伝えしたいポイントは全体の知識確認、当日の計画とイメージ、持ち物の準備、早寝の4つです。

全体の知識確認

まずは気になる勉強面に関するお話から。

共通テスト前日は苦手な科目・苦手な単元の問題集をがっつり解くというよりは全体の確認をするようにした方が良いでしょう。共通テストは5教科7科目と科目数も多いので、前日だけで全科目の詳しい部分まで網羅したり、苦手な単元を全て復習して完璧にするのは難しいです。

最後にやっておきたい科目だけは夕方までや学校にいる間などタイミングを決めて時間を計って過去問演習をするのも良いでしょう。ですが、少なくとも1日目の科目はさらっと全体を通して見ておくことも大切です。

2日目の科目は1日目が終わってからでも大丈夫だと思っている人もいるかもしれませんが、共通テストが始まってしまうと意外と心に余裕もなくほとんど勉強時間が取れないと思っていてください。1日目の科目が終わって帰った後にしっかり2日目の科目の勉強をする間もなく、次の日の準備と軽い復習をしただけで寝る時間になっていたように思います。

間違えたものや苦手なものをまとめたノートを見たり、資料集を見て写真で復習をしたり、短時間でなるべく多くの知識を見返せるような復習の仕方がおすすめです。

当日の計画とイメージ

当日の行動計画は時間までしっかり立てておくようにすると当日慌てることもなく、安心感を持って試験会場に行き、準備することができます。特に電車など交通機関の時間は確実に調べておくと安心です。

共通テストの日は雪の特異日とも言われているぐらい全国的に雪が降ることが多いようです。仙台は元々雪が降る地域でもあるので私がセンター試験を受けた時も雪が降っていて、電車の遅れもありました。雪の影響で電車が止まってしまったり、道路が混むこともあるので、かなり早めに会場につくように予定しておくと良いでしょう。

寒いから、慣れていない会場に電車で行くのが不安だからという理由で車で会場に向かう人も多いです。ですが、試験当日は必ず公共交通機関を使うことをお勧めします。雪や渋滞で遅れてしまった場合、電車の遅れは遅延証明書があるので対応してもらえますが、車やタクシーを使うと遅れた理由が証明できず、何も考慮してもらえないこともあります。早めの電車にのって、会場に早くついても開門時間が過ぎていれば自習するスペースも用意されているので、そこで知識確認をしながら時間をつぶすこともできます。開門時間に合わせて計画しておけば、何かがあって予定通り行かなくても試験には間に合いますし、復習もできるので良いことだらけです。

このように時間の計画を立てたら当日の動きのイメージも忘れないようにしましょう。何時に起きて、どんな準備をして、何時に会場に向かうのかということだけでなく、会場についてからの試験前、休憩時間はどのような雰囲気の中で何をして過ごすのかということまで考えておくと当日落ち着いて過ごすことができますし、限られた時間を有効に使うことができます。

持ち物の準備

当日の朝、慌てる事がないように持ち物の準備もしておくようにしましょう。受験票や時計、替えの文房具、防寒具など普段の試験以上に良いコンディションで試験を受けられるための準備が必要です。

共通テストの持ち物もまとめておきます。

  • 受験票
  • 学生手帳
  • 鉛筆(各科目2本程度)
  • 消しゴム
  • 鉛筆削り
  • 時計
  • 参考書
  • スマホ
  • お弁当
  • 飲み物
  • ハンカチ
  • ティッシュ
  • マスク
  • カイロ
  • 防寒具
  • 胃薬などの薬
  • チョコなどのお菓子

当日の朝に準備をすると緊張から忘れ物をしてしまったり、あると思っていた場所に物がなかったりすると焦って、メンタルに影響が出てしまうこともあります。忘れ物の中で特に多いのは時計で、会場についてから先生に買ってきてもらうという人も毎年何人かいるので、注意して確認するようにしましょう。緊張もあり、忘れ物をしたことに途中で気がつくと必要以上に焦ってしまうという人もいます。試験前や試験中に落ち着いて過ごすためにも持ち物の確認は怠らないようにしてください。試験中や休み時間に何をするのかを想像して必要なものを考えると、準備をしながら入試当日のイメージをすることもできます。

早く寝る努力をする

いよいよ前日。となるとまだまだやり残しがあるように感じて、限られた時間全てを使って勉強したいと思ってしまうかもしれません。残り数時間で勉強して身につけることができる知識の量には限界があります。それよりは集中力を高めるために早く寝てコンディションを整えることも大切です。早起きの時間に合わせて早寝しようと思うと、いつもより早かったり緊張していることもあってなかなか寝られない人もいるかもしれません。緊張して寝られないという人も焦る必要はありませんが、布団に入って眼を閉じているだけでも身体は休まるので、早めに布団に入るということが大切です。

次回の記事ではいよいよ共通テスト当日のお話をします。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo