大学選びのステップ3「学部選択」
前回までの記事でお話した文理・科目選択は高校での授業を選ぶものですが、今回からはさらに大学に近づく選択についてお話ししていきたいと思います。
その1つ目である学部選択は、科目選択よりもさらに選択肢が増えてくるため迷う人もかなり多いものです。
前回までの記事で大学選びの流れやその際に意識してほしいことについてもお話ししているのでそちらもあわせてご覧ください。
学部によって学べる内容や取得できる資格が異なるので、それを基準に学部を決めていくことになります。
学べる内容
学部やその中にある研究室によって学べる内容やできる研究が違います。大学によっても開講される授業が異なっていたり、最先端の研究をしている教授がいる研究室でできる勉強というのは貴重な機会なのでそこを目指して大学を選ぶ人もいます。
取得できる資格
例えば医師免許は医学部を卒業していないと取得することができない、薬剤師免許は薬学部に6年間通っていないと取得できないといったように、学部によって取ることができる資格も異なってきます。
また、教員免許は学部によって指導教科が変わってきますが、学部授業の忙しさによっては教職用の授業を履修する余裕がないこともあるので事前に調べておく必要があります。
同じゴールに向けた大学選び
違う学部でも似たような研究をしていたり、学部の名称が違っても学べる内容は同じということもあります。そのため、学部名ではなく分野として選び、各大学でその分野を学ぶことができるのは何学部なのか調べていくことも大切です。
別のルートを通っても同じ仕事につき、持っている夢を叶えることができるということは忘れないようにしましょう。
夢を叶えるために役に立つ学部であれば、医療系学部や理工系学部といったように1つにしぼらずいくつか候補を残しておいてもかまいません。
注意点⚠︎
先ほども触れたように、大学によって分類が違うこともあるので学部名だけを見て自分がしたいことが出来るのか、出来ないのかの判断をしてしまわないようにしましょう。
まだ、変わった名前の学部がある大学も多く、名前を見ただけではどんなことをしているのか分からないこともあるので、その中に自分のしたいことができるところはないかも調べてみる必要があります。
学部と大学に関しては同時に決める人も多く、自分の実力ややりたいことに合わせて変わっていくものでもあるので、高3のぎりぎりまで迷っても良いものです。
先生や親にも相談しながらじっくり決めていくようにしましょう。
分からないことがあれば相談もいつでもお待ちしております。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。