最後の追い込み準備がもうスタート!受験直前、冬期講習の選び方
10月も始まってそろそろ秋……と思っている時期ですが、予備校の冬期講習申し込みがそろそろ始まります。
受験直前のすごく大切な時期なので、今回は早めにポイントを紹介しておきます。
日程
冬期講習といっても冬休み期間だけではありません。
12月上旬から2月の前期試験直前まで。かなり長い期間授業が開講されます。
申し込み期間も10月中旬から始まり、人気の講座は早い段階で締め切ってしまうこともあるので注意が必要です。
申し込み、キャンセルは冬期講習開講直前まで可能になっている予備校も多いので、とりあえず申し込んでおいてあとでじっくり考えるというのも1つのポイントです。
金額
今までの講習よりも期間が長かったり、直前期ということもあって講座数が増える人も多いはず。
この時期は塾代もかなりかさみます。私も好きなだけ講習を取らせてもらったので、本当に感謝です…
講座料金はコマ数にもよりますが、15,000円から30,000円程度。塾生やコマ数による割引などもあるので各予備校しっかり調べてみてください。
講座選びのポイント
色々な予備校で沢山の講座が開講される冬季講習ですが、自分に合ったものを組み合わせられるかどうかで最後に知識を整理してアウトプットできるようになるかが変わってきます。
予備校
予備校の選び方に関しては、元々通っている予備校から目移りせずにその予備校で授業を取るのが1番です。職員さんや大学生のチューターを含め、自分の実力や考えを知っている人からのアドバイスが重要になるからです。志望校対策の講座がそこでしか開講されていないというのであれば、その授業だけ初めての予備校で受けるというのも良いでしょう。
講座数
講座数は年内に10講座程度、年があけて共通テストまでに3〜4講座程度、共通テストから2次試験までに2〜3講座がおすすめです。
時期による忙しさやどの試験に重点を置くかによっても講座数は変わってきますが、合計で15講座程度受講する人も多いです。
受講時期
年が明けてからは重たい講座は避け、直前の総復習や最終確認の授業だけを受講して残りの時間は過去問演習に充てるのがおすすめです。
冬期講習期間の中でも冬休みが始まる前の12月前半に授業を集中させて、特に映像授業は早めに受講して復習に時間を掛けられるようにすると良いでしょう。
演習時間を確保するためにもこれまでの講習と同じように1日1講座、多くても2講座に抑えておくことも大切なポイントです。
科目バランス
科目の得意不得意があるかもしれませんが、この時期はどの科目もバランスよく得点できるように完成させる必要があります。講習は特に、得意な科目でも抜けがないか確認するために1講座は受講しておくと良いでしょう。15講座程度受講する人なら各科目2講座程度を目安に冬期講習期間に1〜2講座、直前の共通テストや2次試験対策講座で1講座受講するのがおすすめです。
テスト形式の講座も
冬期講習は夏期講習までと違い、がっつり先生の授業が詰まっている講習だけでなく、時間を計って教室で予想問題を解いてその解説授業を受ける形式の講習もあります。試験のような環境に慣れて全体的な総復習をするという意味でもおすすめの講座なので、そういった授業も組み合わせてみてください。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。