大学選びの基礎知識

もうすぐ新年度が始まりますね。

新学年を迎える準備は順調ですか?

今回は本格的に入試の準備が始まる新高校3年生のみなさんに向けたお話ですが、新高校2年生や1年生のみなさんにとっても、近づく受験までの流れを知っておくことは、とても重要です。

特に新高校1年生のみなさんは中学を卒業し、高校に入るとすぐ、大学受験に向けた1つ目の大きな選択が待っています。

中学までは自分の得意なことや好きなことを知り、可能性を広げるための勉強でしたが、高校・大学は自分の興味のあるものを深く突き詰めていく学びになります。

大学は就職にも直結する大事な選択ですから、時間をかけて選びたいところですが、高校生になるとすぐ、志望校や文理選択・科目選択など決めなくてはいけないことが多く、戸惑ってしまう人も多いのではないでしょうか。

今回は大学を選ぶまでの流れを簡単にお話しした後、大学を選ぶ際に考えるべきことについてお話しします。

大学入試は通過点

本題に入る前に、みなさんに忘れないでほしいのは大学も就職も夢を叶えるための通過点であるということです。

大学や仕事を選ぶ前に、自分が将来何をしたいのか、どうなっていたいかということを考えてみてください。

毎日、努力を続けるうちに、目の前のことで頭がいっぱいになり、大学受験や就職がゴールだと思ってしまう人も多いですが、勉強を頑張り、大学に進学する理由を定期的に思い出すことも大切です。

このことを前提に、大学選びに関するお話にうつっていきます。

大学選びの流れ

出願校を決めるまでには文理・科目・学部・大学の4つの大きな選択が必要です。

文理科目選択については高校1年生の秋までに決める学校も多いので、高校2年生以上のみなさんは2つ目の選択まで終わっている状態です。

文理・科目選択については高校1年生のみなさんと、選択はしたものの、まだ迷いが残っている方向けのお話になります。

文理選択

まず、文理選択に関しては、やりたいことに繋がるのはどちらか、自分が興味があって得意なのはどちらかを考えて選択します。

私は数学と理科が好きだったので、迷わず理系を選びましたが、この2択は私の周りでも比較的迷わずに決めた人が多かったように思います。

理系から文系への文転は可能ですが、逆の変更は難しいので、どうしても決められない人には理系をおすすめしています。

どの学部も、文系か理系かが決まっていると思われがちですが、教育学部や経済学部、心理学部など文理どちらからも進学できる学部もあるということは覚えておいてください。

また、興味を惹かれる分野と、実際に得意とする分野が異なる場合もあります。

どちらを選ぶかは。将来の自分にとって好きと得意どちらが重要かにもよりますが、その判断をするために、自分の得意不得意を客観的にみるようにしましょう。

科目選択

これは文理選択と同時期に決めるのが一般的です。

この科目選択は迷う人が多く、私自身も、何回も先生に面談をしてもらい、決めたことを覚えています。

科目選択では社会と理科の受験科目を選択するのですが、大学や学部によっては受験に必要な科目が決められているところもあるので、注意が必要です。

学部選び

学部選びからは、将来の仕事にも直結する選択になります。

就きたい仕事をする上で必要な資格が取得できるかどうかや、興味のある研究や学びができるかを基準に決めていきます。

医師免許などの資格は特定の学部でしか取れませんが、教員免許のようにさまざまな学部から取得できる資格もあります。

やりたい研究や仕事がはっきりしていれば、医療系・理工系と多少広く決めておいても問題ありません。

同じ分野でも大学によって学部名や分類が違うこともあるので、しっかり調べるようにしましょう。

大学選び

最後に、4つ目として、学びたい学部がある大学を選んでいきます。

同じ学部でも大学によって学べる内容が違ったり、大学の雰囲気やレベルにも差があったりするので、いくつかの大学を比較することが大切です。

行きたい大学を先に決めてから学部を選ぶなど、大学と学部をほぼ同時に決める人も多いので、この2つは迷う人も多いですが、志望校の最終決定は、高校3年生の受験直前まで考えても良いでしょう。

大学入試の中でも入試方式だけは早い段階から考えておくことが大切です。

総合型選抜や学校推薦型選抜は高校1年生からの学校での成績も重視されます。

例えば高校3年生の夏休み直前に決定するのでは、学校での成績はどうしようもならない部分でもあるため、総合型選抜を受ける可能性があるのか、一般選抜のみ受験するのかだけは早い段階から考えておくと良いでしょう。

大学を選ぶ際には学部・学科はもちろんのこと、立地や規模、学生の雰囲気、偏差値など考えるべき要素がたくさんあるため、何にこだわるかを決めて大学選びをすることが大切です。

大学は就職にも大きく繋がる部分があります。

入りたい企業の就職に強い大学があったり、仕事に直結する資格の合格率に違いがあったりもするので、就職支援の体制や卒業生の就職先などを調べてみると良いでしょう。

大学を選ぶ際には大学のホームページやパンフレットを見るのも良いですが、オープンキャンパスに参加して大学の雰囲気を感じたり、在学中の先輩に話を聞くことも大切です。

私も実際、大学を見に行ったことで、調べて知っていたのとは違う大学の雰囲気を知ることができました。

出願校を決定するまでのおおまかな流れはこのような感じです。

大学選びは、情報収集と自己分析の上に成り立っています。

多角的に情報を集め、自分にとって最適な選択をするために、じっくりと時間をかけて検討してください。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧ください🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試(AO入試)で京都大学薬学部に現役合格
中高時代は運動部の活動・個人研究・学業を両立
大学在学中は大手予備校の塾講師として勤務し、受験指導やメンタルサポートの経験を積む
卒業後は母校でアドバイザーとして高校生の指導、地元個人塾でカリキュラム作成、オンラインを中心とした受験コンサルティングも展開中

受験戦略編

Posted by kyoikujo