高校生活スタート!高校1年生の4月に知っておくべき中学と高校の違い
高校1年生の皆さん、高校入学おめでとうございます。これから始まる高校の新生活を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
中学は自宅から通っていた人も高校は自宅から離れた学校に電車で通うなど、中学と高校というのは勉強面でも生活面でも違う部分が多いので慣れるまでにも時間がかかるかもしれません。
ですが、高校1年生の過ごし方によって大学入試の結果が変わると言われていることを知っているでしょうか。今回の記事では中学と高校の勉強面での大きな違いと高校での勉強で新しく始めるべきことについてお話ししていきます。
知識量が増える
中学のテストは国語・数学・英語・理科・社会の5教科がメインですが、高校の授業になるとこの5教科がさらに細分化された授業を受けることになります。
例えば理科の中でも物理・化学・生物・地学のように分かれていたり、社会も日本史・世界史・地理・現代社会のように受験では使わない科目も勉強する必要があります。
中学の定期テストは数日前から本格的な勉強を始めて、前日の夜に詰め込めば間に合っていたかもしれませんが、高校のテストは一夜漬けで乗り切ることができるような量ではありません。
夏休みまでは部活を決めたり、高校になれる期間でもあるので授業をゆっくり進めてくれる高校も多いですが、夏休み明けからは本格的なスピードで授業も進んでいくことになるのでその期間までに高校の知識量に対する心構えをしておきましょう。
知識を前提に進む
中学生の間は多少の苦手があっても習う単元がどんどん変わっていくこともあり、乗り切ることができていたかもしれません。ですが、高校からの授業は中学で習った知識を前提にどんどん前に進んでいきます。高校は授業のペースもかなり速くなるので、今習っていることの演習をしようと思うと、躓いてしまった単元に戻ってゆっくり復習する時間はなかなか取れなくなってきます。これから習うことは苦手を残さないようにテストまでに演習することも大切ですし、中学までの苦手は今のうちに克服しておかないと振り返るのが難しくなってしまいます。授業のペースに合わせて演習するためにも高校からの授業は予習復習の習慣をつけることが大切です。
大学受験に直結
高校に入学したばかりですが、高校1年生の6月頃には文理選択をすることになります。この選択が大学受験に向けた1つ目の分岐点になります。まだ将来についての考えが固まっておらず文理選択や科目選択で迷う人は多いですが、高校に入学したのと同時に大学受験に向けた準備期間がスタートしているということです。この選択も全て、みなさんのやりたいことが決まっていて逆算できるのが1番なのでなんとなくでも将来やりたいことや行きたい大学は考え始めてみてください。科目の得意不得意は授業を受けながらでないとわからない部分でもあるので、授業を受ける際も受験で使う知識を習っているということを意識すると授業の受け方も変わってきます。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。