高1の冬休み直前、12月のうちにやるべきこと
高校に入学してもうすぐ1年が経とうとしています。
高1の学生も親御さんも中学と違う環境と勉強のスピード感に最初は戸惑っていたかもしれませんが、だんだん慣れてきたのではないでしょうか?
高1のうちは科目選択前でもあるので全科目基礎的な部分を幅広く勉強する時期です。
高2になるとより本格的に受験で使う科目の勉強が始まり、今まで以上に授業のスピードも早くなります。そのための準備期間として高1の3学期はすごく大切な時期です。
今回はその大切な時期を充実したものにするためにできることについてお話しします。
・主要3科目の強化
・選択科目の全体像把握
・勉強の習慣化
主要3科目の強化
国語、数学、英語という主要3科目は高校1年生の間から高3まで選択なく続いていく授業です。特に国語・英語に関しては中学と高1の間に基礎的な部分はだいたい網羅されているので高2以降は演習中心の授業が増えてきます。数学に関しては高2になると数ⅡB、数Ⅲとどんどん難易度もあがっていくので高1までに習っている範囲は学年が変わる前に完璧にしておいてほしいです。理科・社会科目は進級と同時に選択科目の授業が始まるので高1の頃以上に本格的な演習が必要です。高2以降は理科・社会・数Ⅲにかける時間がかなり長くなるので主要科目の国数英に関しては高1の間に総復習しておくようにしましょう。
選択科目の全体像把握
受験まで後2年あるということでまだ実感がわかない人もいるかもしれませんが、受験で使う全ての科目の授業が高2の初めにはスタートすることになります。どの科目も学校の授業に沿って勉強しているだけでは受験合格のための演習に足りない部分があります。学校の授業を受けつつ、自分で演習を進めるためにも各科目、受験までにどのような内容を勉強するのか把握しておくことは大切です。問題集を見てもまだ分からないことばかりだとは思いますが、目次で単元名を見るだけでも全体のうちどの程度まで授業が進んでいるのかは理解できるはずです。
勉強の習慣化
中学生までは毎日勉強をしていなくてもテスト直前の勉強でテスト対策が追いついていたかもしれません。高校生になって何回かテストを受けるうちに、前日の勉強だけでは間に合わない範囲と難易度になってきていると気づいた人も多いのではないでしょうか。定期テスト以上に受験は直前の演習だけでは勉強量が足りないものなのでまずは1日1時間でも机に向かって勉強する習慣をつけましょう。学校に行く前なのか、学校から帰宅してからなのか、寝る直前なのか、集中できるタイミングはそれぞれだと思うので勉強する時間帯も決めておくことで毎日勉強に取り組みやすくなります。
・高2以降理科・社会に時間をかけるために主要3科目の強化をする
・単元名だけでも見ておくことで選択科目の全体像を把握する
・毎日同じ時間帯に勉強することを習慣化する
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。