高校生のモチベーションと将来が変わる3つの学習環境
成績と学習環境がどれぐらい関係しているのか、気になる人も多いのではないでしょうか。学習環境が学生の成績に直接影響するのか、メンタルさえ強ければ周りの環境は関係ないのか、はっきりとしたことは言えませんが学習環境は自分で変えられるということだけは覚えておいてほしいです。高校生が受験勉強をする場所といえば自宅と学校と塾。今回はこの3つの学習環境をどう変えるべきかについてお話ししていきます。
自宅
家というのは生活したり息抜きをする場でもあるので、勉強するための環境以外にも誘惑がたくさんある場所です。集中するためにも勉強机には勉強に関係ないものを置かないということは大切です。私も勉強机の周りは勉強専用の快適なスペースにしていたが、気分転換のためにリビングで勉強することも多かったです。自宅は自分で1番学習環境を変えやすい場所です。
場所以外に人も大事な環境ですが、両親と目標を共有できる関係だと受験に向けたモチベーションが安定します。私は母親が専業主婦だったので話す時間も長く、話すたびに志望校に合格したいという気持ちを再確認できました。
学校
学校は受験に対する考え方もバラバラの学生が集まっているので、周りの学生が頑張ることが当たり前の雰囲気だと自分の中でも当たり前に、逆に手を抜いて乗り切る人が多い環境では自分も少し手を抜くタイミングがあっても大丈夫だと油断してしまうことになります。学校の環境を変えることは難しいので、自分のレベルを上げたければ目指す意識を持っている友達と付き合うということも大切です。
学生同士の関係以外にも教え方が合う先生に頼ることができるかどうかで知識が身につく効率が変わります。学校で良い学習環境の中で勉強するためには周りに流されたり受け身にならないことと周りを気にしすぎないことも重要です。
私の学校はレベルの高い大学を目指す人が多く、先生たちも熱心だったので環境は充実していました。ですが、その中でも足を引っ張り合うような人もいたのでそういった人は気にしないようにしたり、できるだけ距離を置くようにしていました。
塾
塾は自宅・学校以上に自分で選べる学習環境です。学校以外の時間も受験に向けた対策をしようと思っているぐらいなので、元々のモチベーションは高い集団であることは間違いありません。塾の友達と志望校やお互いの高校について共有すると周りとの差も意識することができます。ですが、仲良くなりすぎると遊びに行く感覚になってしまい、勉強に集中できる時間が減ってしまうので時間のメリハリは大切です。モチベーションの高い学生が集まる塾だけでなく、アットホームで先生にすぐ質問できるような環境の塾もあります。みなさんが学習環境に求めるものの優先順位を決めて1番勉強しやすい場所を選ぶようにしましょう。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。