【保存版】2027年度大学入試年間スケジュール|共通テスト・国公立・総合型選抜まで1年の流れを徹底解説
2027年度大学入試を受けるみなさん。
入試の日程、きちんと把握できていますか?
共通テストは1月中旬、国公立大学前期入試は2月下旬という大まかな流れは知っている方も多いと思います。
しかし、実際の受験では「いつ何をするべきか」を1年間の流れとして理解しているかどうかで、学習の進み方も精神的な余裕も大きく変わります。
特に受験指導をしていて強く感じるのは、スケジュールを早い段階で把握している受験生ほど、志望校対策・模試・出願の判断が的確になるということです。
今回は2027年度入試(2027年1月実施の共通テスト世代)に向けて、4月から合格発表までの1年間の詳細スケジュールを、受験生目線でわかりやすく解説していきます。
手帳やカレンダーを用意して、実際に書き込みながら読んでみてください。
また、高校2年生の皆さんは「1年後のシミュレーション」として読むことで、受験生スタート時点から大きくリードすることができます。
2027年度大学入試日程
まずは国公立大学一般入試を受験する方向けの年間スケジュールを紹介し、その後に総合型選抜・学校推薦型選抜の日程についても触れていきます。
なお、日程は2026年3月時点の情報に基づくものであり、最終的には必ず大学入試センター・各大学の最新情報をご確認ください。
4月|受験生としての本格スタート
4月になると学校や塾の新年度授業が始まり、新高校3年生はいよいよ「受験学年」としての1年がスタートします。
自分より上の学年がいない環境になり、クラスの空気も一気に受験モードに変わっていく時期です。
この時期に最も大切なのは、基礎の総復習と年間計画の設計です。
まだ過去問演習に入る段階ではなく、共通テストレベルの基礎力を安定させる期間だと考えましょう。
また、教育現場でも新課程対応の授業が完全に定着している時期なので、学校の授業を軽視せず、共通テストの土台づくりとして活用することが重要です。
5月〜6月|部活引退と受験への切り替え
5月から6月にかけては、多くの運動部が最後の大会を迎え、部活を引退する時期になります。
このタイミングで勉強時間が大きく増え、クラス全体の学習意識も高まっていきます。
ただし、この時期はまだ学校の授業進度も早く、基礎〜標準内容の完成が最優先です。
焦って難問に手を出すのではなく、「共通テストで安定して得点できる基礎力」を仕上げることが後半の伸びに直結します。
また、6月頃には大学入試センターから共通テストの実施要項が公表されるため、試験時間・出題科目・新課程対応内容などを必ず確認しておきましょう。
6月末〜8月|選抜要項の発表と情報戦の開始
6月末から夏にかけて、各大学の選抜要項が順次発表されます。
ここには以下のような極めて重要な情報が記載されています。
・配点
・出題科目
・個別試験の形式
・共通テストの利用方法
・募集人数
・足切りの有無
志望校がまだ確定していない場合でも、「受験する可能性がある大学」は必ず全て確認しておくことが大切です。
特に国公立志望の受験生にとっては、共通テストの配点比率が戦略に直結します。
7月末〜8月|受験の天王山・夏休み
高校3年生の夏休みは、受験の天王山と呼ばれる最重要期間です。
この期間の学習量と質が、秋以降の成績に直結すると言っても過言ではありません。
夏は自習だけでなく、
・学校の補講
・予備校の夏期講習
・オープンキャンパス
・模試
など予定が非常に多くなります。
計画を立てずに過ごすと、気づいた時には時間だけが過ぎてしまうため、「週単位の学習計画」を事前に作成しておくことを強くおすすめします。
また、大学別の冠模試も実施される時期なので、志望校レベルの立ち位置確認として活用しましょう。
9月〜10月|共通テスト出願と志望校戦略の具体化
2027年度共通テストの出願は、例年通り9月中旬〜10月上旬に行われる予定です。
学校から案内がありますが、浪人生や予備校に通っていない受験生は特に注意が必要です。
出願時には、
・受験教科
・理科社会の科目数
・受験方式
などを自分で決めなければなりません。
この時点では志望校が最終決定していなくても問題ありませんが、「受験可能性のある大学に必要な科目」は必ず把握しておきましょう。
科目不足で受験できなくなるケースは毎年発生しています。
11月|最重要模試と実力の可視化
11月は冠模試・共通テスト模試・記述模試などが集中する時期です。
夏に努力した成果が、ちょうどこの時期の模試に反映されやすくなります。
高校の授業範囲もほぼ終了し、現役生と既卒生の実力差が縮まる時期でもあります。
そのため、判定の信頼度も大きく上がる最後の重要模試と言えるでしょう。
ただし、すべての模試を受験する必要はありません。
志望校判定に直結する模試を厳選し、復習の時間をしっかり確保することの方がはるかに重要です。
12月|募集要項確認と直前期準備
12月には国公立大学の募集要項が出揃い、最終的な出願条件が確定します。
必ず志望校の募集要項を細かく読み込み、必要書類や出願方法を確認しておきましょう。
また、この時期から冬期講習が始まり、学習内容も「総復習+弱点補強」へと移行します。
学校も冬休みに入り、まとまった演習時間を確保できる最後の長期期間となります。
ここでの学習は「新しいこと」ではなく、
・共通テスト演習
・苦手分野の補強
・時間配分の調整
に重点を置くことが合格への近道です。
1月|共通テスト本番(2027年度)
2027年度大学入学共通テストは、2027年1月16日(土)・17日(日)に実施される予定です。
新課程対応の共通テストは科目構成や思考力重視の出題が継続しており、長時間の集中力が求められます。
共通テスト終了後、約1週間後に追試験が設定され、その後すぐに国公立大学二次試験の出願期間に入ります。
出願期間は2027年1月25日〜2月3日の予定です。
つまり、
自己採点
↓
志望校の最終決定
↓
出願
という極めて重要な判断を、わずか1週間程度で行う必要があります。
1月後半〜2月|私立入試と二次対策の並行期
1月後半から3月にかけて、私立大学の一般入試が本格的に始まります。
移動・宿泊・合格発表・入学手続きなど、勉強以外のタスクも急増する時期です。
その一方で、国公立志望者は二次試験対策も並行しなければならないため、時間管理が非常に重要になります。
2月下旬|国公立大学前期試験
2027年度も、国公立大学前期日程は例年通り2月25日頃から実施される見込みです。
多くの大学が2日間の日程で試験を行い、医学部や面接実施大学ではさらに日程が延びる場合もあります。
また、2月中旬までに第一段階選抜(足切り)の結果が発表される大学もあるため、共通テスト得点の影響も大きく現れます。
3月|合格発表と後期試験
国公立大学前期試験の合格発表は、例年3月上旬に行われます。
入学手続き前期締切は3月中旬に設定されることが多く、手続き忘れには十分注意が必要です。
後期試験は3月12日以降に実施され、合格発表は3月下旬となります。
なお、前期合格者が入学手続きを行った場合、後期試験に合格しても入学できない仕組みになっているため、制度理解も重要です。
総合型選抜・学校推薦型選抜の日程(2027年度)
総合型選抜は、2026年9月1日以降に出願・選考開始となる予定です。
合格発表は11月以降順次行われ、遅い大学では2月上旬まで続きます。
学校推薦型選抜は、
出願:11月1日以降
合格発表:12月1日以降
という流れが基本です。
共通テストを課さない推薦は1月下旬まで、共通テストを課す推薦は2月上旬まで合格発表が行われます。
また、合格者は2月中旬までに入学手続きを行う必要があり、辞退しない場合は一般入試での合格者扱いにはなりません。
まとめ|2027年度入試は「逆算」が合格の鍵
ここまで、2027年度大学入試の年間スケジュールを詳しく解説してきました。
1年間の流れはイメージできたでしょうか。
受験は単なる学力勝負ではなく、
・情報収集
・スケジュール管理
・戦略的出願
まで含めた総合戦です。
特に国公立志望の受験生は、共通テストから二次試験までの期間が非常に短いため、逆算型の学習計画が不可欠です。
受験する大学や入試方式によって日程や準備内容は大きく異なるため、早い段階から自分専用の年間スケジュールを作成しておくことをおすすめします。
2027年度入試を迎える皆さんが、余裕を持って本番に臨めるよう、ぜひ今回の内容を手帳や学習計画に反映させてみてください。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧ください🙇♀️

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー/JAPAN MENSA会員
地方公立中高一貫校から特色入試(AO入試)で京都大学薬学部に現役合格
中高時代は運動部の活動・個人研究・学業を両立
大学在学中は大手予備校の塾講師として勤務し、受験指導やメンタルサポートの経験を積む
卒業後は母校でアドバイザーとして高校生の指導、地元個人塾でカリキュラム作成、オンラインを中心とした受験コンサルティングも展開中









