志望大学を選ぶまでの流れ〜高校1.2年生編
高校1年生のみなさんは文理・科目選択が決まり、高校2年生のみなさんは1年後には共通テストの出願という時期ですが、どこの大学を第一志望校にするか、いくつの大学を受験するか、なんとなく決まってきていますか?
今回は今から志望校を選ぶ際のポイントと流れについてお話ししていきます。
高校1年生で文理・科目選択が決まっていないという方は以前の記事、高校3年生で志望校決定に迷っている方は次回の記事もご覧ください。
志望校選択のポイント
大学。といっても選択肢はかなり多いので視野を広げ始めたらキリがないはず。今回は大学を選ぶ上で特に大事な基準となる4つのポイントについてお話ししていきます。
学べる内容
まず、最優先で考えるべきなのは自分が学びたいと思っていることとどれだけマッチしているかです。学部・学科の名前だけで決めるのではなく、そこにどんな先生がいて、どんな授業があるのかということが大切です。名前は同じでもその中で分野が分かれているので、自分が興味のあることをより細分化して探してみましょう。
偏差値や大学の規模
自分に合ったレベルの大学を目指すというのも大切なこと。
大学に入ってからの学びのモチベーションは周りの友だちで決まる部分も大きいので、大学生活のことを考えても受験のことを考えても、今の自分より少し上の大学を目指すというのが良いでしょう。
大学は規模が大きいところであれば、たくさんの人や分野に出会える。逆に小さい大学であればアットホームな環境で学べるといったように、それぞれ良い部分があります。
大学の規模や雰囲気に関しては調べたり、先輩に聞くことも大事ですが、実際に自分の目で見てみることが1番です。
いくつかの大学のオープンキャンパスに参加しているうちに行きたい!と思える大学に出会えるはずです。
地域や自宅からの距離
自宅から通える距離の大学が良いという人もいれば、逆に大学生の間に一人暮らしをしたいという人もいるのではないでしょうか。
どちらにも良い部分がありますし、これに関しては親御さんと相談するべき部分でもあります。
総合大学or単科大学
この違いは特に、大学1年生の授業に大きく影響してきます。
総合大学は幅広い分野の先生方が授業を開講しているので、進学した学部に直接関係がなくても興味がある授業を受講することができます。
一方、単科大学では複数の大学が合同で一般教養の授業をするところもありますが、総合大学に比べてより専門的な授業が多くなります。
選択肢はできるだけ広く残しておく
大学受験はゴールではなく通過点です。
ですが、夢を叶えるために必ず第一志望の大学に進学しなくてはいけないということはなく、夢を叶えるためのルートはいくつもあります。
現役生は今の実力や結果から志望校のレベルを下げてしまうことが多いです。実力は受験本番までに確実に上がっているということは忘れないでください。
そして、偏差値が高い大学から低い大学へ志望変更することはできますが、逆の変更はかなり難しいものです。行きたい候補の大学のうち、1番高いレベルの大学に合わせた準備をしておくことをおすすめします。
高校生は周りの影響を受けがちで、先輩や同級生が進学する大学や学部を選んでしまうことも多いです。
今回の内容に沿って、自分の本当に行きたい大学はどこなのか考えてみてください。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。