英語だけじゃない!パラフレーズの重要性
パラフレーズという言葉を聞いたことがありますか?日本語に訳すと「言い換え」一見普通そうなこの言葉が勉強の点数アップにも日常生活にも役立ちます。今回は受験生向けの記事として点数アップに使えるパラフレーズについてのお話をしますが、この力は将来、社会に出てからも使えるということまでお話ししておきたいと思います。
英語
パラフレーズが役立つ経験を1番しやすいのは英語です。特に和文英訳問題や英作文では日本語から英語に変換する力よりも自分が英語にできるように、日本語から日本語に言い換える力が1番重要です。難しい日本語から簡単な日本語、分かりやすい語順に言い換えることもあれば、シンプルな日本語の文でも思い出せない単語があればその単語を説明するような文章に言い替えることもできます。そうすることで和文英訳で躓いても部分点がもらえることも多いです。和文英訳以上に英作文は自由度が高いので複雑な文構成にする必要はありません。無理に難しい単語や文法を使おうとして間違えるよりも単純な単語・文で意見を伝えられた方が高得点に繋がります。大学によっては減点法のところもあるのでミスがあると基準点からどんどん点数が削られていって、内容が良くても0点になってしまうこともあります。そういった問題で点数を取るためにパラフレーズが必要になります。
その他の教科
英語以外の科目でもパラフレーズを使える場面はたくさんあります。国語に関して文章中、選択肢でも似たような意味の内容が違う単語や文章を使って表現されていることもあります。そういったことの読み取りができるかどうかで問題文の全体的な構造を把握できるかどうかにも繋がります。数学でも理科でも社会でも問題文が長い問題が増えているので読解力は大切です。難しく見える内容でも自分が理解出来るレベルに落とし込むことさえ出来れば怖いことはありません。
社会につながる力
この力は社会に出てからも役に立ちます。大人になってからも勉強したり処理するべき書類がたくさん転がっている中で賢く読み進めて自分の知識にしなくてはいけない場面が多くなります。その中で自分の理解できる言葉に言い換える力があればかなり効率的に進めることができます。インプットだけでなくアウトプットする際、同僚や部下に仕事を教える際も自分が分かる言葉でただ伝えるのではなく、相手に分かりやすく伝えるという力が重要なのでその力をつけるためにも今している勉強が役に立っています。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。