今からでも間に合う!失点を防ぐ見直し術

受験を目前に控えている学生のみなさんに最後に一つ試験中にできることをお伝えしておきます。それは見直しです。試験に慣れてきて見直しの時間を確保するのが当たり前になっている人もいれば、問題を解き終わって余った時間に見直しをする程度の人もいるのではないでしょうか。今回はここから記述試験を受ける人をメインに見直しをするための試験問題の解き進め方と見直しの仕方についてお話ししていきます。

見直しの時間を決める

まず、見直し時間をしっかり確保するということが重要です。問題量が多い試験や試験時間が短いものは特に、最初から1問ずつ解き進めていくと解き終わる頃には試験時間が終わってしまうということもあります。そういった解き方をしてしまうと、難しくて悩んでいた問題は解答ができておらずに点数が取れないだけでなく、解けたと思っていた問題もミスがあって失点してしまうということにもなりかねません。60分の試験でも最後の10分、100〜180分の試験では20分などと時間を決めて、解き終わっていなくても見直しにうつるようにしましょう。

曖昧な問題に印を

見直しに充てられる時間は長くないので、その時間に確実に見直したい問題にはわかるように印をつけておくようにしましょう。選択肢で迷っている問題や後少し考えたら解けそうな問題は特に、他の問題にヒントとなるようなものがあったり、冷静になって考えてみるとすぐに解けたりします。そういった問題の見直しができずに失点してしまうのは勿体無いです。解けない問題があったことは覚えていても問題量の多い問題でその問題を探す時間もないので、限られた時間を有効活用するためにも分からない問題にはチェックをつけておくことが大切です。

誤字だけの見直し

これは記述テストに限った話ですが、解けない問題の見直し以外にも誤字がないかの見直しは重要です。内容は良くても英語で単語のスペルを間違えただけで減点されてしまいますし、国語での漢字はもちろん理系科目で問題は解けているのに記述の漢字や表記ミスで失点するのは避けたいことです。問題と解答用紙を見比べるだけでなく解答用紙だけに集中して誤字脱字がないか確認するようにしてください。自分が書いた解答をじっくり見直している時に記述の抜けや分からない部分の解き進めかたを閃くこともあります。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。

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Posted by kyoikujo