知識の定着度が上がる!毎日の復習の仕方
予習・授業・復習。この流れの中でも1番大切になってくるのが復習です。
予習はチェックされる高校も多いので、予習と授業までは人の目もありますが、復習は自分だけで進めなければなりません。ですが、習った知識が使えるものになるかは復習にかかっています。予習の仕方に関しては前回の記事でお話ししたのでそちらもあわせてご覧ください。
復習はどの科目もしてほしいものではありますが、予習に時間をかけない理科と社会科目に関しては特に復習には時間をかけるようにしましょう。
ノートをまとめ直す
授業中の板書が早い科目に関してはメモ書き程度になってしまい、綺麗なノートにできないということもあります。ノートを見直して復習をしないような演習中心の科目、例えば国語・英語・数学に関してはそのままのノートでも問題ありません。ですが、理科や社会に関してはテスト前にもノートを見直して知識確認をすることになるので、その際に1から調べ直すことがないようにノートはわかりやすくまとめておくと見直しやすくなります。ノートと教科書と資料集を持ってきて時間をかけて綺麗なノートを作る必要はないので、板書のノートを読み返して復習しながら少し綺麗に描き直すという復習の仕方を取り入れてみてください。単語だけ書き留めていて何を表しているのか分からない部分も授業を受けた日に見直しておくと思い出すこともできます。
知識をまとめる
覚えるべきことだけをまとめておくということも大切です。覚えるべきことは各科目たくさんあるので、テスト前にまとめて覚えて他の演習もして、というのでは時間が足りません。例えば化学の周期表や物理・数学の公式、英語や古文の単語など覚えて今後も使うものは授業用のノートに欄を作るか、1冊のノートにまとめておくと良いでしょう。一度書くだけでも頭に入りますし、隙間時間にそのノートを見るようにすることで、記憶の定着率も高くなります。
基本問題を解く
物理と化学の勉強法でもお話ししましたが、今までの復習の方法にこの基本問題を解くという過程を加えるだけで一気に成績につながるようになります。私も高校1年生まではノートの見直しさえしていれば十分だと思っていて、問題集はテスト前にまとめて解いていました。確かにそれでも十分乗り切れますが、今の自分よりも高いレベルの大学を目指そうと思うとそれでは足りません。もちろん授業の進度に合わせて問題集を全て解き進める余裕があればそれが理想です。ですが、部活や他の活動で時間がない人も基本問題だけであれば演習時間を確保できるはずです。知識や内容を確認するだけでなくアウトプットの仕方を1問でも見ておくと知識の使い方がイメージできるようになります。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。