受験勉強に向けた環境の作り方
受験に向けた危機感はあるけど、勉強に集中できない。勉強をしていたはずなのにいつの間にか集中が途切れてしまっている。そんなことありませんか?
そんな悩みの大きな原因は学習環境です。集中しやすい環境を作っておくことで、集中力も保てるようになり、成績が上がっている実感がわくようになります。受験勉強をそろそろ始めないと、と焦っているみなさんに向けて受験勉強に最適な環境の作り方についてお話しします。
部屋を受験仕様にする
自分の部屋というのは勉強道具以外にもベッドがあったり遊ぶものがあったり。気が散ってしまうのも当然です。勉強に集中するためには気が散るようなものは置かないと決めて、遊んでしまうようなものはリビングに移させてもらうことも大切です。難しければ見えないようにしまうなどして、受験前だけでも勉強専用の部屋をつくるようにしましょう。
勉強しやすい環境にするために椅子から動かなくても使うテキストに手が届くようにしたり文房具も目の前に整理整頓しておくのがオススメ。
モチベーションを上げるためには目標がいつでも目に入るように貼っておくことも大切です。
場所を変える
家の勉強部屋で集中できるという人はもちろん家で勉強するのが1番です。ですが、どうしても家だと気合いが入らないという人もいるのではないでしょうか?
慣れた環境だと勉強できないという人は塾の自習室で勉強、家では休むと決めて場所を移動したら切り替えるようにすると勉強にも集中しやすくなります。塾以外にも場所を変えることでリフレッシュできることもあるので、自分が集中できる勉強場所をいくつかさがしておくと良いでしょう。
カフェのような雑音のある空間の方が長い時間集中できるという人もいますし、図書館のような静かで整った環境の方が良いという人もいます。
生活空間を受験モードに
勉強部屋、学校、塾の自習室が勉強しやすい環境なのはあたりまえです。
勉強するべき場所以外でも受験勉強のことを考えられるようにしておくと受験に向けてより意識が高まります。隙間時間の勉強についての記事でもお話ししましたが、トイレやお風呂、リビングなど普段勉強しないような生活空間も勉強できるような環境にすると良いでしょう。例えば暗記したいことがまとまったポスターを貼っておいたり、その時覚えたいことを付箋に書いて貼っておいたり。ふとした瞬間に目に入ることで自然と覚えることができるようになります。
周りを巻き込む
勉強場所以外に人も大事な環境のひとつです。
周りが受験モードになればモチベーションも保てて集中しやすい環境にもなります。同級生や塾の友だちとテストの点数で勝負したり、分からないところを教え合うような関係性ができれば勉強も楽しく感じるはずです。
私も定期テストの点数で勝った方がアイスを買ってもらえるという勝負をしてテストを楽しんでいました。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。