今日から実践!受験生におすすめの暗記法
受験勉強をするにあたって、暗記は避けて通れません。
受験で目標点数を取るためには一夜漬けの短期的な暗記ではなく、入試で活用できるような長期的な知識の定着が必要です。
今回は、大学受験に役立つおすすめの暗記法をいくつかご紹介します。これらの方法を活用して、合格を目指しましょう。
短期記憶を長期記憶に変えるために
短期記憶は一夜漬けなどで身につけた一時的な記憶です。
試験直前に焦って一夜漬けをし、テストまでは覚えていられたからといって満足している方もいるかもしれませんが、1日で覚えた記憶はすぐに忘れてしまいます。
受験までの長期的で応用可能な知識にするためにはさらに時間をかけ、理解しながら暗記をしていく必要があります。
理解をしていない暗記はただ言葉の羅列を覚えるだけなので、覚えるのも大変ですし、忘れやすくなってしまいます。
理解をして覚えながら反復をすることで、忘れにくい知識に変わっていきます。
これを前提に暗記法についてお話ししていきます。
赤シートで隠す
これはすでにやっている人も多いかと思いますが、参考書や単語帳は赤シートで隠しながら覚えやすいようなデザインになっているものも多いです。
板書のノートの中でも覚えたいものはオレンジペンで書いておくと良いでしょう。
私はテスト前に理科や社会の教科書に大事な部分に赤シートで隠す用の緑色のペンで線を引きながら1周読み、2回目以降は緑ペンで線を引いた部分を赤シートで隠しながら読む、ということを完璧に覚えるまで何周も繰り返していました。
青ペンで書きなぐる
赤シートで隠しながら読んだり、教科書やノートを読んだりする際に、裏紙に覚えるべきポイントを青ペンで書きなぐるというのもおすすめの方法です。
青は集中力を高める色だとも言われていますし、ボールペンで書き殴ることでペンの減り具合もわかり、勉強を積み重ねている実感も湧きます。
読みながら書く
音読や書き取りは、視覚と聴覚を同時に活用するため、記憶の定着がしやすくなります。
特に、言語系の科目は声に出す勉強が効果的です。
教科書やノートの内容を声に出して読むことで、耳からも情報を入れることができます。
手を使って書くことで、脳に刺激を与え、記憶が強化されます。
重要な箇所を何度も書き取り、手に覚えさせることで、試験本番でも自然と記憶を呼び起こせるようになります。
暗記法には目で見る、手で書く、声に出すという方法がありますが、私が経験した中では、目で見て考えて声に出しながら実際に書くというように全部同時に進めるのが効率的だと考えています。
テスト形式にする
単に教科書を読むだけでなく、自分自身に質問を投げかけたり、テスト形式で確認することで、記憶の定着が促進されます。
たとえば英単語を覚える際に、まずは単語帳を見て覚え、その後で紙に書いてみたり、友達とクイズ形式で出し合ったりすることで、記憶が深まります。
私は自分が何度も間違える問題だけを書き出して繰り返し解くようにしたり、テスト直前に親に問題を出してもらう、友達と問題を出し合うということを実践していました。
よく行く場所に覚えたいものを貼る
トイレのドアに重要な化学の構造式、リビングに数学の公式、キッチンに英単語といったように、家の中でもよく行く場所に覚えたいものを貼っておくことで自然と知識が増えていきます。
試験の際にもその場所を思い浮かべることで、情報を思い出しやすくなります。
歩きながら覚える
軽い運動をしながらの暗記は脳も活性化し、効率が良いといわれています。
私は眠くなった時、勉強に飽きた時、テスト直前には歩きながら唱えるという方法も実践していました。
リフレッシュにもなりますし、直前に頭に詰め込む際には特にお気に入りでした。
友だちと勉強する
一人で集中して学習することも重要ですが、時には友達との勉強を取り入れることで新たな発見や記憶の強化が期待できます。
友達と一緒に問題を出し合ったり、難しい問題に一緒に挑戦することで、理解が深まり、記憶に残りやすくなります。
お互いに教え合うことで自分の理解も深まりますし、情景と一緒に覚えることができ、試験中に場所や人の記憶とセットで思い出すこともできます。
そういった意味ではずっと同じ場所で勉強するよりも場所を変えながら勉強をすることもおすすめです。
寝る直前に覚える
記憶には睡眠が大きく関係します。
十分な睡眠を取ることで、脳が情報を整理し、記憶を定着させることができます。徹夜での勉強は避け、規則正しい生活リズムを保つことが大切です。
また、寝る直前に見たものは記憶されやすいと言われています。
寝る直前5〜10分は覚えたいものを集中して覚え、そのあとスマホなどは見ずに就寝するようにすると良いでしょう。
いかがでしたか?今回は、受験生の皆さんにおすすめの暗記法を紹介しました。
自分に合った方法を見つけ、そして組み合わせ、効率的に学習を進めていくことが重要です。
頑張っていきましょう!
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️