京大薬学部合格者の受験生時代!高校3年生、夏休みの過ごし方大公開!
毎日の生活ルーティンは決まってきましたか?
毎日家で勉強する人、塾で勉強する人、カフェに行く人…
朝早く勉強を始める人もいれば、夜遅くまで勉強している人もいるはずです。
「自分はこのタイプ!」というのはわかっていても、周りの受験生がどんな勉強をしているのか、どんな生活をしているのか気になりませんか?
今回は、そんな受験生に向けて、私が高校3年生の夏休みに実際に過ごしていた生活ルーティンを大公開します!
朝のルーティン
私は朝6:30に起きていました。
5月に部活を引退するまでは、22時に寝て4時に起きる生活を続けていましたが、引退した後の夏休みは、勉強中に眠くならないように、しっかり7時間半寝ていました。
相変わらず朝型の生活を続けていたのは、入試が始まる時間には脳を完全に目覚めさせたかったからです。
一般的に、頭がフル回転するまでには起床後3時間かかると言われています。
起きたらまず、顔だけ洗って勉強机に向かい、計画ノートを開いて新しい付箋に今日やることを箇条書きにしてチェックリストを作っていました。
計画を立てる時間を短縮するために、基本的には毎日ほとんど同じ内容にしていました。
7:00頃から朝ごはんまでの間は、短時間でできる英単語や、その日の講習の予習をやっていました。
気分に合わせて、のんびりしたい日は両親とゆっくり話したり、模試前で焦っている日は早めに準備して朝ごはんを食べながらテキストを読んだり、その日の気分に合わせて柔軟に過ごしていました。
通学と自習室のこだわり
8:00過ぎに家を出発。
実は、自転車で通える距離だったのですが、スマホでリスニングをするなど、少しでも勉強時間を増やしたかったので、敢えて電車で通学していました。
散歩しながらリラックスする日もあれば、スマホアプリで単語を覚えたり、まとめプリントを見ながら電車で向かう日もありました。
(※歩きスマホはしませんでした!)
早い時間に入ると、お気に入りの自習室の席が確保できるので、駿台の開門時間の5分前には到着して開門待ちをしていました。
私のお気に入りは、一人用ブースの中でも入口近くの奥の席。柱があって隣に誰もいない、荷物も置きやすい、静かな場所でした。
朝から夜まで駿台にこもる生活が夏休みの日常でした。
講習の時間によって、ここからの過ごし方はさまざまでしたが、講習が夜にある日のタイムスケジュールを一例としてご紹介します。
1日のスケジュール(講習が夜の日)
8:30〜14:00頃までは休みなく勉強。
お昼は14:00頃友達と学生ホールでお弁当を食べていました。
午後の授業が始まっている時間でもあるので、学生ホールも空いていますし、空腹状態の方が勉強に集中できると言われているので、できるだけ空腹状態で勉強を続けて、どうしてもお腹が空いてきたら食べるようにしていました。
急いで食べたり、食べ過ぎたりすると血糖値スパイクで眠くなってしまうので、その点は気をつけていました。
14:30頃から再び自習室で勉強スタート。
16時頃に眠くなったら20分だけ仮眠。短時間の仮眠はとても効果的です。
疲れが取れて、深く眠りすぎないためには20分がちょうど良いと言われています。
夕方は17:30〜20:20の授業を受け、そのあと友達と少し自習して帰宅するのがルーティンでした。
講習は午前中やお昼過ぎにある日もあり、その場合は朝から講習を受けて、夜21時までしっかり自習していました。
夜の過ごし方
21:30頃に帰宅して、母が作ってくれた夜ご飯を食べ、お風呂に入ってゆっくり休憩。
基本的にはこの時間までに1日の計画は終わらせていましたが、やり残しがある日はご飯やお風呂の合間にも勉強していました。
22:30頃にはベッドに入り、寝る前に30分間、英文法のヴィンテージを解くのが日課。
寝る前は記憶に残りやすい時間なので、覚えたいことをこの時間に取り入れるのは本当におすすめです。
23:00に就寝し、翌朝6:30まで7時間半しっかり寝る、というリズムを続けていました。
夏休みの1日はこんな感じです。
夏休みの勉強内容と講習
夏休み中は、1日平均13〜15時間勉強していましたが、しっかり寝て体調管理をしつつ、充実した毎日を送っていました。
夏期講習は駿台を中心に受講し、7月上旬からスタート。
高校の夏休みが始まるまでは、映像授業や放課後講座を中心に受けていました。
私は夏期講習期間に、映像授業3つ、リアルタイムの講座6つ、模試5回と、かなり盛りだくさんなスケジュールを組んでいました。
映像授業はいつでも見られるので、夏休みに入る前にどんどん進めておくのがポイントです。
共通テスト地理やリスニングの対策も夏のうちにスタート。
特にリスニングは今のうちにコツを掴んで、模試で練習することが重要です。
大学別の対策について、私の住んでいた仙台には夏期講習で京大対策の授業がなかったので、東大英語を映像で受講しました。
大学別対策講座を受講するために首都圏の予備校や志望校の近くに講習を受けに行く人もいます。
京大は2次試験まで国語がありますが、仙台では理系向けの国語の授業がなかったので古典だけでも夏のうちに固めようと思い、マーク試験対策の古典を受講しました。
理系で国語が必要な人は、この夏に共通テストの国語を固めておくことをおすすめします。
夏の京大模試も2回受験。目標点には届きませんでしたが、夏の模試で現実を知り、やるべきことが明確になったのはとても大きな経験でした。
8月23日、怒涛の夏休みが終わり、学校の授業が再開。
今思い返しても、この1ヶ月が、一番成績が伸びた期間でした。
夏休みの過ごし方で、成績は大きく変わります。
今が頑張りどきです。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧ください🙇♀️

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試(AO入試)で京都大学薬学部に現役合格
中高時代は運動部の活動・個人研究・学業を両立
大学在学中は大手予備校の塾講師として勤務し、受験指導やメンタルサポートの経験を積む
卒業後は母校でアドバイザーとして高校生の指導、地元個人塾でカリキュラム作成、オンラインを中心とした受験コンサルティングも展開中