勉強と部活の両立法
高校では部活も頑張りたいけど、受験ではしっかり志望校に合格したい。でも部活で時間がなくてなかなか勉強ができないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか?私は中高6年間陸上部に所属していて、時間がない中で勉強していた分モチベーションも集中力も保つことができたので、部活をしていたことが成績アップにつながっていたと感じます。今回は時間のない環境の中でどう成績を伸ばすべきか、部活が勉強にどのような良い影響を与えるかについてお話ししていきます。
朝型生活にする
まず、部活をしていると部活が終わってからの時間というのは眠気と戦わなくてはいけなくなります。ご飯を食べ終わってお風呂に入ってからの時間というのは眠くなってしまったり遊びたくなってしまったり、勉強を邪魔する要素が多いです。部活と両立するためには朝に勉強をする習慣をつけるのもおすすめ。運動前で疲れていない状態で勉強もできますし、朝は起きている人が少ないので周りも連絡も静かで、ご飯前の空腹時は集中しやすいとも言われています。私は朝7時ころから朝練をしていたので、4時に起きて6時までは勉強の時間と決めていました。この時間には他の予定が入ることもないので同じ時間に勉強する習慣をつけることもできます。
短時間集中
部活に使う時間というのは1日2時間〜5時間程度、その分部活をしていない人との差もついてしまうので、この時間を埋めるためにも短い時間で集中して効率の良い勉強をしなくてはいけません。そのためにもすぐに勉強モードに切り替えるための工夫が必要です。例えば勉強机には常に勉強道具をセットしておいて、机に向かったらすぐ勉強ができるようにしておいたり、空いた時間で何かできるようにTo Doリストを作っておいたり、この習慣ができていれば短い時間でも点数につながる勉強ができます。
時間の使い方
部活をしていない人に比べて勉強に使える時間が少ない分、空いている時間が貴重なものに感じられるようになります。時間がある人は空き時間があったらスマホを触ったりのんびり過ごしたりしてしまうかもしれません。ですが、部活をしていて時間がないという自覚があれば空いている時間を有効活用しようと思って勉強時間に充てることができるはずです。通学時間、寝る前の時間などの隙間時間も何か勉強をするために隙間時間にやるべきことというのを決めておくと良いでしょう。
両方本気で
部活の疲れを理由に手を抜いて勉強をしたり、勉強を頑張りたいからという理由で部活から気持ちが離れたままダラダラ続けるということはやめましょう。部活の時間は本気で練習して、勉強する時間は勉強だけに集中するようにすることで切り替えもうまくできるようになります。この切り替えというのが受験直前も大切になってくるので、やるなら両方本気で。ということは忘れないようにしてください。
部活をすることのメリット
部活をすることで体力がついたり、やるときはやる力もつき、メンタルも強くなります。この3つの力は受験前にすごく大切です。部活を引退して部活をしていなかった人と同じ環境になった時、この力の差で成績の伸び率が変わっているように感じました。
時間に余裕がない中での勉強に慣れていると、その時やっていた短時間で点数を取るための効率的な勉強法が自然と身につきます。その勉強法というのは部活を引退してからも変わらないものなので効率的な勉強法を長時間できるというのはかなり強みになります。そして、部活引退という大きなイベントが受験期にあるので受験に向けた切り替えもしやすいです。不利に思われる状況を武器に変えて受験を乗り切りましょう。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。