中卒で苦労したこと

教育嬢の雄大です。
今回の記事は中卒で苦労した事についてです。

自分の名義が使えない事

中学を卒業して沖縄から東京のラーメン屋に就職した時に家を探したのですが、年齢的に親の名義が必要になりました。
家だけではなく当時の自分はケータイも銀行口座もなかったので、仕事をする上で必要なものに全て親の名義が必要でした。
実家に居ても年齢的に社会人にならないと親の名義が必要になりますのでその時の自分は我ながらまだ子供なんだと痛感しました。

見た目の偏見

ラーメン屋に就職してみて従業員は勿論の事、お客さんなど色々な人から“子供だね“などと言われたりしていました。
当時の自分は早く自分で稼げる大人になりたいと思い社会に出たものの、若いという見た目はどうしようもなく自分がラーメンをお客様に提供する際は“子供が作るラーメンにお金を払ってるんじゃない“などの偏見の目で見られたこともあります。
自分はプラス思考なのでその出来事がその当時の糧となり見返してやろうと思い、仕事を一生懸命やっていましたが、お客さんや従業員からひどい言葉をかけられるので中学を卒業してすぐに就職をした同級生の中にはすぐに辞めてしまう人もいました。

勉強不足で恥ずかしい思いをする

社会に出て飲食店でもどんな仕事でも漢字や計算などは使います。
家を借りる時やケータイの契約の時も漢字を読み書き出来ないと恥をかきます。
なので家のお風呂に漢字ドリルや計算問題日本地図など貼り勉強していました。
その時にどうせ社会に出ても勉強しないといけないなら学校でちゃんと勉強しとけば良かったと思い後悔していました。

自由な時間がありそうで無い

学生の頃は就職した方が自由な時間や遊べる時間があると思っていましたが、いざ社会に出て仕事をしてみると、覚えないといけない仕事や先輩上司の付き合いで、思った以上に時間がない事に気付きました。
やはり学校の授業と違い仕事では教えてもらうよりは自分で学ぶ、努力する比率の方が高いと感じました。
例を挙げるなら学校では勉強ができずに遅れている子に対して、先生達が時間をかけて放課後でも教えてくれますが、社会に出て仕事になると出来ない人や仕事外でも努力しない人はどんどん取り残されるので、結果仕事場に居づらいなどの理由で辞めていく人が自分の周りでも居ました。
なので仕事外でも先輩達から話を聞いたり業務の予習復習をしていたので遊べる時間がないと思いました。
上でも書いたように結果社会に出て勉強をせざるをえなかったので、学生の時に勉強しておけば良かったと思いました。

学歴の偏見

見た目の偏見にも似ていますが最後は学歴の偏見です。
なぜこのテーマを最後にしたかと言うと学歴は卒業後の全てに影響しますし、この日本で就職する時はまず学歴を見られるからです。
私はこの記事を書くまでに様々な仕事をしてきましたが、面接の時に学歴を見られてすぐに落とされました。
私も経営して従業員を雇ってみて学歴ではなく、その人の仕事の熱量や努力は雇ってみて時間をかけて初めてわかると思いました。しかしそれはあくまでも自分自身の考えで、多くの企業は雇ってみて人を見極めるような時間はないので学歴が中卒高卒ではやはり就職活動の幅を狭めてしまうと思いました。

これまで中卒で苦労した事を5つのポイントでまとめて書きましたが、その逆で中卒で良かったと思うポイントに関する記事もあるのでぜひご覧ください。

これまで長い記事を読んでくださりありがとうございました。

それでは教育嬢の雄大でしたーーー。

この記事を書いた人
雄大

中学校を卒業し15歳で上京、ラーメン屋に就職。その後17歳で独立しラーメン屋を共同経営。
会社設立後、初年度1年間で店舗売上1800万円を達成し、仙台に2店舗沖縄に1店舗を展開。
現在はラーメン屋をはじめ、アパレル業や接客業、就労支援チームなど様々な業種のコンサルタントとして活躍中。