大学生活に向けたお部屋探し完全ガイド|ひとり暮らし・実家通いの判断と失敗しない物件選びのポイント
国公立大学前期試験、本当にお疲れさまでした。
長い受験生活を乗り越え、今は合格発表を待ちながら、少しずつ「大学生活」を意識し始めている頃ではないでしょうか。
「大学ではひとり暮らしをするべき?」
「実家から通うのもアリなのかな?」
「もしひとり暮らしをするなら、どんな家を選べばいいの?」
こうした疑問や不安を感じている受験生やその親御さんはとても多いはずです。進学先が決まる前後は、勉強から解放される一方で、新生活への準備という新たな悩みが生まれる時期でもあります。
この記事では、ひとり暮らしと実家通いそれぞれのメリット・デメリットを整理したうえで、物件探しの具体的なポイント、さらに学生寮・学生マンション・一般的なアパートの違いについて詳しく解説していきます。
大学生活を安心してスタートするために、ぜひ最後まで読んでみてください。
大学進学で悩む「ひとり暮らし」か「実家通い」か
大学進学を機に、生活スタイルが大きく変わる人は少なくありません。特に、家から通える距離に大学がある場合は、「実家通い」と「ひとり暮らし」のどちらを選ぶかで悩むことも多いでしょう。
ひとり暮らしのメリット
ひとり暮らし最大の魅力は、生活の自由度の高さです。
起きる時間や寝る時間、食事の内容、勉強やアルバイトのスケジュールなどを、自分のペースで決めることができます。
また、料理・洗濯・掃除・お金の管理といった生活全般を自分で担うことで、自然と自立した生活力が身につきます。この経験は、社会人になったときに必ず役立ちます。
大学の近くに住めば通学時間が短くなり、朝の時間に余裕が生まれます。空きコマに一度帰宅したり、授業後すぐにアルバイトやサークルに向かったりと、時間を効率的に使えるのも大きなメリットです。
さらに、自分の部屋があることで、友人を招いて勉強会をしたり、気軽に集まったりしやすくなります。私自身も、大学時代はほぼ毎日のように誰かと一緒に過ごしていました。
ひとり暮らしのデメリット
一方で、ひとり暮らしには経済的な負担があります。
家賃に加え、光熱費・食費・日用品費など、毎月必ず出費が発生します。
また、自由である分、家事や時間管理をすべて自分で行う必要があります。慣れるまでは、思った以上に時間が取られてしまうこともあるでしょう。
慣れない土地での生活では、ホームシックになったり、体調を崩したときに頼れる人がいない不安を感じたりすることもあります。特に最初の数か月は、寂しさを感じやすい時期です。
実家通いという選択肢も大切
大学までの距離が比較的近い場合、実家通いという選択肢も十分に現実的です。
一般的には、通学時間が1〜2時間以内であれば、実家通いのメリットは大きいと言えるでしょう。
家賃や光熱費がかからないため、経済的な負担が少なく、アルバイトや勉強に集中しやすいという利点があります。家族のサポートを受けられる安心感も大きな魅力です。
一方で、通学に片道2時間以上かかる場合は、ひとり暮らしを検討する価値があります。実際に、最初は実家通いをしていても、実習やゼミが本格化する3年生頃からひとり暮らしを始める人もいました。
私は仙台から京都の大学に進学したため、ひとり暮らし以外の選択肢はありませんでしたが、実家の近くであえてひとり暮らしをしている友人の話を聞き、自立の形は人それぞれだと感じたことを覚えています。
失敗しない物件探しの3つのポイント
ひとり暮らしを決めたら、次は物件探しです。
特に重要なのが「立地」「設備」「家賃」の3つです。
立地は大学との距離を最優先に
理想は、徒歩または自転車で通える距離です。
空きコマに帰宅できる距離に住むことで、生活の快適さが大きく変わります。
また、駅やバス停が近いかどうか、スーパー・コンビニ・病院・飲食店が周囲にあるかも重要なチェックポイントです。
設備と防犯面は妥協しない
初めてのひとり暮らしでは、防犯面は特に重要です。
オートロック、2階以上、管理人や大家さんが近くにいる物件は安心感があります。
さらに、インターネット環境も必須です。Wi-Fi無料やネット完備の物件は、授業やレポート作成の面でも便利です。
家賃は無理のない範囲で
家賃は、仕送りやアルバイト収入を考慮し、無理のない金額に設定しましょう。
家賃だけでなく、光熱費や食費も含めた「生活費全体」で考えることが大切です。
学生向け住まいの種類を比較
ひとり暮らしと一口に言っても、大学生向けの住まいにはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。
「どれが一番良いか」ではなく、「自分の性格や大学生活の過ごし方に合っているか」という視点で選ぶことがとても大切です。ここでは、代表的な3つの住まいについて詳しく見ていきましょう。
学生寮
学生寮は、大学や民間団体が運営する学生専用の住居です。大学構内や大学のすぐ近くに設置されていることも多く、通学のしやすさは大きなメリットの一つです。
最大の魅力は、費用を抑えられる点と人とのつながりが生まれやすい点。家賃が比較的安く、光熱費やインターネット代、場合によっては食費が含まれている寮もあります。
また、共用スペースがあるため、自然と他の学生と顔を合わせる機会が増えます。「同じ大学の友達を早く作りたい」「ひとりで生活するのは不安」という人にとっては、安心感のある環境と言えるでしょう。新入生のうちは、生活面や大学生活について先輩に相談できることも多く、心強さを感じやすいです。
一方で、学生寮には門限や消灯時間、共用スペースの使い方などのルールが設けられていることが多く、自由度はあまり高くありません。相部屋や共用のシャワー・トイレがある場合もあり、ひとりの時間を確保しづらいと感じる人もいます。
そのため、「人との交流が好き」「多少の不便さよりも安心感を重視したい」「生活費を抑えたい」という人には向いていますが、「自分のペースで静かに生活したい」という人には窮屈に感じる可能性もあります。
学生マンション
学生マンションは、学生のみが入居できるマンションで、管理体制や防犯面が充実しているのが特徴です。管理人が常駐している物件も多く、困ったことがあったときにすぐ相談できる安心感があります。
オートロックや防犯カメラなどの設備が整っていることが多く、特に初めてひとり暮らしをする人や、防犯面を重視したい人、女性の一人暮らしには人気があります。また、家具・家電付きの物件もあり、引っ越しの初期費用や準備の手間を減らせる点もメリットです。
生活面では、基本的にワンルームや1Kといった完全な個室であるため、学生寮に比べるとプライベートな時間をしっかり確保できます。一方で、同じ建物に学生が住んでいるため、完全に孤立するわけではなく、ほどよい距離感で学生同士のつながりを持てるのも特徴です。
ただし、管理や設備が充実している分、家賃は一般的なアパートよりやや高めになる傾向があります。
「安全性を最優先したい」「親御さんが安心できる住環境を選びたい」「ひとりの時間も人とのつながりも両立したい」という人には、学生マンションは非常に相性の良い選択肢です。
一般のアパート・マンション
一般のアパート・マンションは、最も多くの学生が選ぶ住まいの形です。立地や間取り、家賃、設備などの選択肢が非常に多く、自分の希望に合わせて自由に選べるのが最大の魅力です。
門限や細かいルールがなく、生活リズムや過ごし方を完全に自分で決められるため、「自分のペースで生活したい」「静かな環境で勉強に集中したい」という人には向いています。アルバイトやサークル活動が不規則になりがちな大学生活において、自由度の高さは大きなメリットです。
一方で、管理人が常駐していない物件も多いため、防犯対策は自分で意識する必要があります。夜道の明るさや周辺環境、オートロックの有無などは、内見時に必ず確認しておきましょう。
住み始めてから後悔しないよう、「絶対に譲れない条件」と「妥協できる条件」を整理しておくことが重要です。
「自由な大学生活を送りたい」「自分で生活を組み立てたい」「ある程度ひとり暮らしに自信がある」という人には、一般のアパート・マンションが最も満足度の高い選択になるでしょう。
自分に合った住まいで大学生活をスタートしよう
住まい選びに正解はありません。
大切なのは、「自分が大学生活で何を大切にしたいか」を考えることです。
合格発表前から住まいの選択肢を知っておくだけでも、気持ちは楽になります。
自分に合った住まいを見つけ、充実した大学生活をスタートさせてください。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧ください🙇♀️

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー/JAPAN MENSA会員
地方公立中高一貫校から特色入試(AO入試)で京都大学薬学部に現役合格
中高時代は運動部の活動・個人研究・学業を両立
大学在学中は大手予備校の塾講師として勤務し、受験指導やメンタルサポートの経験を積む
卒業後は母校でアドバイザーとして高校生の指導、地元個人塾でカリキュラム作成、オンラインを中心とした受験コンサルティングも展開中









