親離れできない子どもに対してのサポート
今回は親離れをテーマにお話しするのですが、子どもは大学に行っても、行かなくてもいつしか親の元から離れていきます。
やはり親御さんは子どもが心配なのでサポートをしたい気持ちも分かりますが、子どもが自立をしていく中でなんでも親御さんがやってしまうといざ社会に出て生活をする時に1番困るのは子どもです。
親御さんが子どもをサポートする中で、なんでも答えやヒントを与えるのではなくなんでも子どもにやらせてみて失敗をさせ又は失敗しないように考えさせる事も必要になってきます。
自立の重要性
子どもが成長していく中で親御さんがいつまでもサポートをすることは難しいです。
大学受験をしている今の時期は、親御さんが子どもをサポートしてあげる限られた時間です。
子どもも親が思っている以上に大人の考えができるので、子どもが自立できるような教え方や接し方に変えましょう。
子どもは一人暮らしをする中で家の契約やケータイ、保険、年金など高校生の間には触れる機会の少なかった事も自分でしなくてはいけません。
大学に行ったらもちろん一人で生活リズムを考え、ご飯など自分で作り体調管理をする必要があります。
その他にも、洗濯、掃除、普段親御さんがやっている事を大学生活にプラスしてやらなければいけません。
子どもが大学に行った後社会に出るまでを想定して、この時期から子どもの自立を意識したサポートをしましょう。
自分で調べさせる
子どもが社会に出た時に、家を借りる際の契約書であったり役所での転入届など自分自身でやらなければいけない事が沢山あります。
社会というのは知らないと損する事が多いので、今まで親御さんがやっていたことを自分で調べてやらなければいけません。
今からでも学校に関する事以外で社会に繋がる事を聞かれたらすぐに答えを教えるのではなく子ども自身で調べる様に促しましょう。
失敗をさせてあげる
子どもにはどんな事も1人でやらせてみて失敗をさせてあげてください。
中には失敗しないように大人が教えてあげるという意見もありますがここで重要なのは、子どものうちに失敗して見えるもの感じるものが沢山あるという事です。
大人になってからは別で、失敗しないように色んな人の意見を聞いたりするのですが、子どものうちに沢山の失敗を重ねる事で大人になった時の経験に繋がります。
学生のうちに失敗しているかどうかでどのような大人になるのかが変わってくるので、そのことについて次の記事でお話しします。
中学校を卒業し15歳で上京、ラーメン屋に就職。その後17歳で独立しラーメン屋を共同経営。
会社設立後、初年度1年間で店舗売上1800万円を達成し、仙台に2店舗沖縄に1店舗を展開。
現在はラーメン屋をはじめ、アパレル業や接客業、就労支援チームなど様々な業種のコンサルタントとして活躍中。