中卒でよかったと思う5つのポイント
中卒経営者の雄大です。
一般的に中卒というとあまり良い印象を持たない方も多いかもしれませんが、私は中学校を卒業してすぐに仕事を始めたことによるメリットもたくさんあったと思っています。実際元々勉強が嫌いだったわけではなく、小学生の頃から勉強は真面目に取り組んでいました。私が考える中卒で良かったと思える点5つについて話したいと思います。
バカだという偏見を持たれる
中卒と聞くと第一印象で頭があまりよくない、何も知らないと思われることが多いため、関わる大人が仕事や身の回りのことについて一から教えてくれます。私も15歳で社会に出た時、毎日たくさんのことを教えてもらうことができ学びが多かったです。その学びは仕事のことだけでなく、言葉や礼儀など今後も役に立つものばかりでした。逆に、大卒・高卒の人はできて当たり前だと思われているため詳しい説明をしてもらえず分からないまま何となく仕事に取り組んでいることが多い印象でした。
学びが多い
中卒だからこそ高卒・大卒の人がなにを学んできているのか、自分とどのように差がついているのかがわかるためその人たちの良さが見えます。
社会に出ることで視野が広がり、客観的に学業を見ることで学校が教えようとしていたことが見えてきます。中学までの間でも集団の中でどう振舞うか、周りとどのようにして関係を築くかなど社会に出てから必要なことが学校生活の中に組み込まれていたことが分かりました。また、学ぶ時間がまだまだ残された早い段階で仕事や生活をするうえで必要なことが見えてくるため、その都度身につけてくることができました。
若いうちは勢いがある
大卒の人が22歳で学ぶようなことを15歳という若いうちから学ぶことができます。そのため同じ会社に勤める同世代の人よりも2.3段階上のことに取り組むことができ、大卒が会社の基礎を学んでいるときに経営や人材育成などを学ぶことができます。この7年間の学びの差は早い人が独立して会社を興すレベルのものです。高校・大学での専門的な学びももちろん役に立つものではありますが、その間に仕事から学ぶ知識は多く、捉え方によっては目標への近道になります。若いうちは現実的に考えすぎることもないので、興味を持ったことすべてに挑戦することができました。この勢いのある7年間でいろんなことに挑戦し、社会に必要な実用的な知識をつけることができます。
ビジネスをするうえで中卒というのは響きが悪く足枷に感じたこともありましたが、この若い期間の学びはその足枷を超えるメリットに感じています。
時間に余裕がある
学生は自分の興味があること以外にもやらないといけない勉強や学校行事があるので、なかなか自分のやりたいことに時間を割けませんが、就職すると先輩に連れまわしてもらえるので、高校生の年齢で良くも悪くも遊びが終わっていました。自立して親の管理下になかったというのも1つの要因だと思います。一人で生きていくためのことを学ぶ時間があるという意味でも充実した期間でした。
お金に余裕がある
学生のアルバイトには限界があり、毎日働いている分もちろん同年代の友人に比べるとお金には余裕がでてきます。自立した生活のためにもビジネスを早い段階で立ち上げるためにも10代のうちから資金を貯めることができたのは大きなメリットに感じています。
中学校を卒業し15歳で上京、ラーメン屋に就職。その後17歳で独立しラーメン屋を共同経営。
会社設立後、初年度1年間で店舗売上1800万円を達成し、仙台に2店舗沖縄に1店舗を展開。
現在はラーメン屋をはじめ、アパレル業や接客業、就労支援チームなど様々な業種のコンサルタントとして活躍中。