国公立大学二次試験直前に親ができる5つのサポート|前日・当日の過ごし方まで徹底解説
今日は、国公立大学二次試験を控えた受験生の親御さんに向けてのお話です。
まずは、共通テスト、そして出願までの長い期間、本当にお疲れさまでした。
共通テストが終わり、国公立大学の出願も一段落し、二次試験まではいよいよ残り1か月を切りました。この時期、お子さんはもちろん、親御さんも「ここまで来た」という安堵と、「いよいよ本番だ」という緊張が入り混じった状態ではないでしょうか。
二次試験直前期は、学力そのもの以上に、環境・心身のコンディション・当日の安心感が結果を左右する時期でもあります。そして、この部分で最も力を発揮できるのが、実は親御さんのサポートです。
今回は、二次試験直前期・試験前日・当日に親御さんができるサポートを、5つのポイントに分けてお伝えします。
二次試験直前期に最も大切な「メンタルケア」
共通テスト後の受験生の心理状態は、本当にさまざまです。
思うような結果が出ず、気持ちの整理に時間がかかっているお子さんもいれば、「ここまで来た」という手応えを感じ、自信を深めているお子さんもいるでしょう。
さらにこの時期は、
• 私立大学の合格発表
• 総合型選抜・学校推薦型選抜の結果
などが重なり、周囲の情報が一気に押し寄せます。
こうした中で、二次試験という「最後の大きな山」を前に、不安や緊張が強まるのはごく自然なことです。
ここで親御さんに意識していただきたいのは、「気持ちを無理に上向かせようとしない」という姿勢です。
励ましの言葉をかけたくなる気持ちは当然ですが、「大丈夫」「きっと受かる」といった言葉が、かえってプレッシャーになることもあります。
おすすめなのは、
• 日常のささいな会話を増やす
• 勉強の進捗や結果を細かく聞きすぎない
• 普段どおりの生活リズムを保つ
といった、“特別なことをしない安心感”を作ることです。
また、親御さんご自身が不安を抱えている場合、その空気は意外とお子さんに伝わります。
お子さんを支えるためにも、まずは親御さん自身が深呼吸し、「今できることに集中する」意識を持ってみてください。
穏やかな家庭の空気こそが、最大のメンタルサポートになります。
宿泊先・交通手段の「最終確認」は必須
共通テストは自宅から通える会場で受験できたご家庭も多かったと思いますが、国公立大学二次試験では、県外受験・前泊が必要になるケースが一気に増えます。
この時期に必ず行っておきたいのが、宿泊・移動手段の最終確認です。
確認しておきたいポイントは、
• ホテルの予約はすべて完了しているか
• チェックイン・チェックアウトの時間
• 新幹線・飛行機・バスなどの時刻
• 空港・駅からホテル、ホテルから大学までの移動方法
特に見落としがちなのが、「ホテルから大学までの動線」です。
当日の朝、迷ったり焦ったりしないよう、事前に地図でしっかり確認しておきましょう。
もしまだ宿泊先を検討中の場合は、試験会場まで徒歩圏内、もしくは乗り換えが少ない立地がおすすめです。
私自身、大学受験の際には、受験会場まで歩いて行ける宿泊先を選びました。移動の不安がないだけで、当日の精神的な余裕は大きく変わります。
入試当日の動きを「具体的にイメージする」
試験当日は、想像以上に時間の流れが早く感じられます。
だからこそ、当日の行動を事前にイメージしておくことが重要です。
• 何時に起きるか
• 何時にホテルを出るか
• どこで昼食をとるか
• 休憩時間はどう過ごすか
こうした点を、お子さんと一緒に軽く確認しておくだけで、当日の安心感は大きく変わります。
可能であれば、前日に
• ホテルから大学まで実際に歩いてみる
• 最寄りのコンビニや飲食店を確認する
といった下見をしておくのもおすすめです。
「当日の動きが頭に入っている」という状態は、それだけで緊張を和らげてくれます。
体調を支える「栄養管理」の考え方
二次試験直前期は、寒さとストレスが重なり、体調を崩しやすい時期です。
この時期の食事で大切なのは、特別なものを食べることではなく、安定した食事です。
意識したいポイントは、
• 主食・主菜・副菜がそろった食事
• 炭水化物をしっかりとる
• ビタミン・ミネラルを意識する
脳のエネルギー源となる炭水化物、集中力を支えるDHA・EPAを含む魚、免疫力を保つビタミンCなどを、無理のない範囲で取り入れてみてください。
一方で、試験前日や当日は、
• 消化に悪いもの
• 脂っこいもの
は避けた方が無難です。
「験担ぎ」で揚げ物を選ぶご家庭もありますが、緊張している胃腸には負担になることもあります。
体調を最優先に考えた食事を意識しましょう。
試験中、親御さんができる「下宿探し」
二次試験当日、お子さんが試験に集中している時間は、親御さんにとっても落ち着かない時間かもしれません。
そんな時間の使い方としておすすめなのが、下宿・住まい探しです。
特に県外進学を視野に入れている場合、二次試験期間は貴重な情報収集のタイミングでもあります。
この時期は、不動産会社も受験生向けの物件情報を多く用意しています。
住環境を考えることは、
• 合格後の生活を前向きにイメージする
• 親御さん自身の気持ちを落ち着かせる
という点でも、とても有効です。
実際、私の母も受験当日には住まいを見に行ったり、街を歩いたりしていたそうです。その「普段どおりの様子」が、後から振り返るととても心強かった記憶があります。
おわりに
国公立大学二次試験は、お子さんにとって大きな挑戦であると同時に、家族にとっても一つの節目です。
結果がどうであれ、ここまで積み重ねてきた努力と、それを支えてきたご家族の時間は、決して無駄にはなりません。
親御さんの穏やかな支えと、変わらない応援は、お子さんにとって何よりの力になります。
試験が終わるその瞬間まで、どうかご家族皆さんが、健やかな気持ちでこの時期を乗り越えられますように。
心から応援しています。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧ください🙇♀️

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー/JAPAN MENSA会員
地方公立中高一貫校から特色入試(AO入試)で京都大学薬学部に現役合格
中高時代は運動部の活動・個人研究・学業を両立
大学在学中は大手予備校の塾講師として勤務し、受験指導やメンタルサポートの経験を積む
卒業後は母校でアドバイザーとして高校生の指導、地元個人塾でカリキュラム作成、オンラインを中心とした受験コンサルティングも展開中









