京大薬学部卒おすすめ!共通テスト情報の参考書

今回は、「共通テスト 情報」の対策におすすめの参考書をご紹介します。

2025年度の共通テストから新たに加わった「情報I」ですが、まだまだ過去問が少なく、「どう勉強すればいいのかわからない」「そもそも参考書が多すぎて選べない」「独学でも大丈夫?」といった不安を抱える受験生も多いのではないでしょうか。

この記事では、レベル別・目的別に厳選した参考書を紹介し、それぞれの特徴や活用法を解説します。

情報I対策に悩む高校生の皆さん、ぜひ参考にしてみてください!

共通テスト情報ってどんな科目?

まずは、「情報I」がどんな内容かをざっくりおさらいしておきましょう。

情報Iでは、以下のような内容が出題されます。

・情報社会の問題解決(リテラシーやモラル)

・コミュニケーションと情報デザイン(プレゼン、表現方法など)

・コンピュータとプログラミング(Pythonなどの基本)

・情報通信ネットワークとデータの活用(統計、表計算、分析)

つまり、「なんとなくパソコンを使える」だけでは解けない、論理的思考力と基礎知識が求められる科目です。

文系・理系を問わず全受験生にとって「苦手なまま放置できない」教科でもあるのです。

では、ここからはレベル別におすすめの参考書を紹介していきます。

【基礎固め】まずは全体像をつかみたい人へ

ゼロから始める情報Ⅰ

対象:情報の勉強が初めての人
特徴:中学技術・高校情報の内容をやさしく解説
おすすめポイント:
教科書レベルの知識を丁寧に解説
難しい用語をかみ砕いて説明してくれるので安心
図解やイラストが豊富で、スラスラ読める
独学で情報を始める人の最初の1冊におすすめで、情報の全体像を把握するには最適です。
「プログラミングってなに?」「統計ってなんだか苦手…」という人でも、イメージがつかめる構成になっています。


きめる!共通テスト情報Ⅰ

対象:共通テスト対策を本格的に始めたい高校生
特徴:講義形式で読みやすく、重要ポイントがまとまっている
おすすめポイント:
適度に発展的な内容も扱っており、基礎から応用への橋渡しに最適
図や表が豊富で、暗記ではなく理解を重視した構成
実際の共通テストの出題形式を意識したコラムも充実
この1冊で、基礎知識から共通テスト対応力までバランスよく身につけることができるので、短期間で効率よく得点力を高めたい人におすすめです。

ゼロから始める情報Ⅰときめる!共通テスト情報Ⅰはどちらも講義形式ですが、ゼロから始めるは教科書を噛み砕いて解説しているような形式で、きめる!の方が少し発展的な内容になっています。


高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる本

対象:体系的に知識を整理したい人
特徴:先生と生徒の会話形式で分かりやすく解説
おすすめポイント:インプットがメインの参考書ですが、身近な課題を例にあげ、解決していくスタイルのため、理解が進む1冊です。


【演習】共通テスト形式の問題に慣れたい人へ

講義形式で学ぶ情報Ⅰ

対象:共通テスト形式の問題に慣れたい高校生
特徴:講義形式で解説が進む。全問題にYouTubeで見られる解説動画が付属、実践的な問題で演習が可能
おすすめポイント:
独学でも安心して取り組める
自力で解けなくても、動画で疑問をすぐ解消できる
プログラミングや表計算の操作手順を視覚的に学べる
講義→練習→確認テストの流れで定着しやすい
映像で理解したい人、苦手意識がある人には特におすすめです。


ライバルに差をつける情報Ⅰ

対象:応用力を高めたい高校生、得点アップを目指す中級者以上
特徴:
共通テスト頻出のテーマを100題に厳選
段階的に難易度が上がる構成
巻末に用語集があり、用語の確認が可能
おすすめポイント:
解説が詳しく、正答に至るプロセスがわかる
共通テストを意識した問題構成になっており、共通テスト特有の出題形式に慣れることができる
難しめの問題も多く、応用力を鍛えたい人にぴったりです。

ゼロから始める情報Ⅰときめる!共通テスト情報Ⅰと同じ先生が書いた参考書のため、他の参考書と合わせて使うのもおすすめです。


高校の情報Ⅰが1冊でしっかりわかる問題集

対象:授業の予習・復習・定期テスト対策をしたい人
特徴:左ページに要点まとめ、右ページに練習問題というインプットとアウトプットを合わせたつくりになっており、全単元を見開きでわかりやすく解説
おすすめポイント:
本当に大事なことだけを効率的にインプットでき、練習問題でアウトプットしながら知識が定着する
「意味つき索引」があるため、わからない単語を身につけられる


共通テスト形式の模試・予想問題集

共通テスト総合問題集(河合塾)

対象:共通テストの模試形式で実践力を試したい高校生
特徴:
全統共通テスト模試などを収録
実際の試験に近い形式で演習可能
解説が充実しており、復習に役立つ
おすすめポイント:
試験の出題時間や難易度に近い形式のため、本番さながらの演習で実力を試せる
時間配分や問題傾向の把握に最適
解説も丁寧で、ミスの原因分析にも役立つ


共通テスト予想問題パック 情報I(駿台/河合塾/代ゼミ)

大手予備校が出している予想問題集も外せません。

2025年度が初出題のため、「過去問」は少ないですが、こうした予想問題が過去問の代わりになります。

複数の出版社を解いておくことで、出題パターンや設問形式の違いに柔軟に対応できるようになります。

こんな人におすすめ:
ある程度得点できるけど、形式に不安がある
本番での時間配分や設問の読み方を練習したい

【おまけ】スマホで手軽に対策したい人へ

スタディサプリ 高校講座 情報I

時間がない、学校以外で勉強する時間がとりにくいという人には、動画で学べる「スタディサプリ」もおすすめ。講義が非常にコンパクトにまとまっていて、通学時間などのスキマ時間にも勉強が進められます。

映像での説明はやはり頭に入りやすく、特に「プログラミングや統計の説明が苦手」という人には効果的です。

対象:通学時間や空き時間を活用したい人
特徴:1講座あたり約5〜10分で学べる動画形式
おすすめポイント:
スマホ1つでどこでも学習できる
講義がコンパクトで理解しやすい
苦手な分野だけ選んで復習できる
動画での学習は、特に「視覚的な説明」が理解しやすいプログラミングや統計などにおすすめです。

時間が限られる部活生や通学時間が長い人にも強い味方になります。

まとめ

今回は、「共通テスト情報I」におすすめの参考書をご紹介しました。

情報Iは「後回しにされがち」な科目ですが、ライバルと差をつけるには、早めの対策が重要です。

共通テストの情報Iはまだ未知の部分も多く、不安に感じる人も多いはず。

でも、正しい参考書を選び、順序よく勉強していけば十分に対策可能です。

特に、プログラミングやデータ分析は一度つまずくと苦手意識が強くなる分野でもありますが、逆に「コツをつかめば安定して得点できる」教科でもあります。

ぜひこの記事を参考に、自分に合った参考書で効率よく勉強を進めてください。

応援しています!

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧ください🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試(AO入試)で京都大学薬学部に現役合格
中高時代は運動部の活動・個人研究・学業を両立
大学在学中は大手予備校の塾講師として勤務し、受験指導やメンタルサポートの経験を積む
卒業後は母校でアドバイザーとして高校生の指導、地元個人塾でカリキュラム作成、オンラインを中心とした受験コンサルティングも展開中

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Posted by kyoikujo