総合型選抜(AO入試)を受けるべき人とは?メリットも紹介!
総合型選抜の出願期間も近づいてきているので、出願するべきか迷っている人・自分でも合格できるのか不安に思っている人もいるのではないでしょうか。
今回は総合型選抜の良い部分や向いている人についてお話ししていきます。
総合型選抜のメリット
入試が早く終わる
総合型選抜は共通テストの点数を使わずに年内に合否が決まる大学もあります。共通テストの点数を使う大学でも年末に試験があって共通テストを受けて、2月の初めには合格発表があるので、一般入試より1ヶ月以上早く大学入試生活が終わることになります。高校生にとってこの1ヶ月はかなり重要で、周りの合格が決まっていく前に安心したいという気持ちと最後は思い出作りもしたいという気持ちから早く受験が終わってほしい人も少なくありません。
合格のチャンスが増える
国公立大学の前期入試は1つの大学しか受けることはできませんが、総合型選抜を受験することで合格のチャンスが増えると考えることもできます。総合型選抜で合格できなかったら受験が終わりだと思うのは良くありませんが、同じ大学を2回受けられるならそれは最高のチャンスです。
自分に合う大学を選べる
志望理由書や面接の準備をする中で、目指す大学がどんなところで将来は何をすることになるのかじっくり調べることになります。受験生のうちから大学のことをしっかり知っておけば、大学に入ってから思ったものと違う。自分には合わないというようなギャップも無くなります。
逆に大学側も求める人材にあう受験生を見極める入試なので、学力以外にも人間性や興味・考え方を見て判断する分、どちら側から見てもマッチする大学選びができます。
自分を知るきっかけになる
受験勉強に追われていると、立ち止まって将来自分が何をしたいのか、自分の得意なものは何か、考える余裕はありません。総合型選抜で自分のアピールをするために考える中で、自分はどんな人でこれからどうなりたいのか考えるきっかけにもなります。
将来役立つスキルがつく
自分を分析する力や思っていることを伝えるコミュニケーション能力は受験勉強をしているだけではなかなか身につきません。総合型選抜はそれらの能力が必要とされる入試なので、対策をしているうちに将来役に立つスキルを身につけることができます。
総合型選抜を受験するべき人
まず、一般入試以上に個性が重視されるこの入試方式に向いているのは
・やりたいことがはっきりしている人
・好きな物を突き詰められる人
・自分の魅力をアピールできる人
・高校時代、勉強以外の活動をしてきた人
です。
このような実績や能力というのは一般入試の共通テストや2次試験の点数からは見ることができません。
こういった部分を含めて判断するために採用されたのが総合型選抜なので、学力以外にも自信があるものがある人には最適の入試です。
私は高校生時代に勉強だけでなく、部活動や研究活動にも積極的に取り組んでいました。その成果を少しでも受験に生かしたいと思い、AO入試を受験することにしました。もちろん、研究活動をしていなければAO入試に合格できないというわけではありませんが、他の高校生とは違う活動をしてきたという自信がある学生は1つチャンスを増やすという意味でもこの入試に挑戦してみると良いでしょう。
詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇♀️
受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。