大学受験をして後悔した5つの理由

中高生の皆さんの中でも親御さんの中でも良い仕事に就きたいなら大学は行くべき、将来の安定を考えるなら大学には行かないといけないという考え方が当たり前になっているように感じます。実際、私が高校生の時も大学に進学しないという選択肢はありませんでした。前回の記事でもお話ししたように、大学受験をしないと得られないことというのもたくさんあります。ですが逆に、大学に進学してから社会に出てみて大学受験をしたことでデメリットのように感じた部分もいくつかあったので今回の記事では大学受験をして後悔したことについてお話ししていきます。

受験向けの勉強中心

大学受験に向けた勉強というのは学びたいことをとことん学ぶのではなく、点数を取るための勉強です。深く考えずに覚えるしかないような部分も多かったので、全体を理解しているというよりは覚えた知識を組み合わせるような感覚でした。大学に進学して初めて気づいた面白さもありましたし、逆に思っていたのとは違うような内容もありました。すでに興味があるものが分かっている人は物足りないように感じてしまうこともあると思います。

将来へのレールを敷かれる

専門的なことを学ぶことができる分、大学に進学すると自分の専門分野の中から就職先を探さなくてはいけないと思い込んでしまう部分もありました。これは理系に限った話かもしれませんが、例えば薬学部に進学したら製薬・食品・化学メーカーの中から選ぶといったように一度進学してしまうと途中で違和感を感じてもなかなか変えにくいのが現状です。

スタートの差

高校を卒業して就職している人に比べて、大学を卒業して就職する人は4年から6年の差がつくことになります。高校や大学ですでにあるものを覚えるような学びと社会に出てからのどんどん変わる状況の中での学びには大きな違いがあります。この差というのも社会に出てから気づくことが多かったので、大学にいるうちに同年代の人が社会に出て新しいことを学んでいるということを意識しておかないとスタートで出遅れてしまうことになります。

やりたいことが見つからない

高校までの勉強では将来やりたいことがわからないから大学に進学するという人もいるかもしれません。ですが、大学に入って勉強しても自然とやりたいことが見つかるわけではありませんでした。ある程度やりたいことを見つけた状態で進学しないと学びを深められる時間にはならないように感じます。

自由度が高すぎる

大学の魅力の中で自由な時間が多いことについてはお話ししましたが、自由度が高すぎるというのも難しい部分ではあります。授業の履修も研究室に入ってからの研究も本当に何も教わらずに自分で吸収していかなければいけません。高校まで与えられたものをこなしてきた分、その差に最初は驚きました。本気で学ばないといつの間にか差がついてしまっているということもあります。

詳しくはYouTubeチャンネル「教育嬢TV」でもお話ししています。ぜひご覧下さい🙇‍♀️

この記事を書いた人
ゆあ

受験メンタルトレーナー/チャイルドコーチングアドバイザー
地方公立中高一貫校から特色入試現役合格で京都大学薬学部に進学。
中高時代は運動部の活動と学業、個人研究を両立。
大学生時代に事業立ち上げ準備の一環として大手予備校で塾講師として勤務。京都祇園のキャバクラに約2年間勤務し月間売上450万円を達成。
その後、地元仙台でキャバクラ勤務をし、月間売上500万円を達成。同時に母校でアドバイザーとして高校生の指導を行っている。